ランボルギーニ「ムルシエラゴ・ロードスター」に搭載されていたV型12気筒自然吸気エンジンが約340万円にて販売中。なおエンジンのみを販売した理由は「ムルシエラゴが事故で廃車となったから」

2020-05-27

~ランボルギーニのV12エンジンが僅か340万円にて販売中!~

海外のインターネット通販サイトeBayにて、ランボルギーニのフラッグシップオープンモデル「ムルシエラゴ・ロードスター」に搭載されていた排気量6.2L V型12気筒自然吸気エンジン(最高出力572hp/最大トルク650Nm)のみが販売されています。

当時物議を醸していたeギアシングルクラッチオートマチックトランスミッションを組合わせたV12エンジンですが、実はこのエンジンのみが販売された理由が「ムルシエラゴ・ロードスターが事故で廃車となったため」とのこと。


~エンジンに問題は無さそうだが、決して安易に購入はできない~

こちらが実際に事故でフロントが大破してしまった「ムルシエラゴ・ロードスター」。
フロントデザインが全くわからない程に大きく損傷しているものの、リヤミドシップに搭載されているエンジンに関しては特にこれといった損傷はなく、しかしオーナーは修理する意思は無し、元々は売却することも考えていたとのことから、部品取りできるところは全て売却し、エンジンもeBayにて販売することを決心したそうです。

なお走行距離は7,052kmとほとんど走られておらず、エンジンのメンテナンスは定期的に実施されていたそうですから、コンディションは抜群。
このエンジンの販売価格は約340万円とのことですが、既存モデルへのリプレイスはもちろんのこと、SEMAショー2020に向けたスワップ用として活用するのも十分ありだとは思いますが、保証などは一切ないことを考えると中々容易に購入できるものではないでしょうね。

~同じ340万円でも全く性質が異なるエンジンが僅か2日で完売した例も~

ちなみに、2019年5月にも、ダッジ「チャレンジャー/チャージャー/ジャーニー」といった前り患マッスルカーに搭載される1,000hpを発揮するヘルエファントHEMIエンジンのみが約340万円にて販売されましたが、これが販売スタートして僅か2日にて完売。

このエンジンは、過去SEMAショーにも登場した注目の過激ユニットで、顧客にとって高い需要が得られる究極のエンジンであるとして(おそらくドラッグレース等で使用)、数多くの問い合わせや先行予約が重なり、あっという間にに販売終了してしまったとのこと。

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Reference:motor1.com