これは悲惨すぎる…試乗車のポルシェ「911GT2RS」がディーラから僅か1.5km程離れたところで5台以上を巻き込む大事故に

2020-05-27

~冷静に考えたら数千万円もする車両の試乗はかなりのチャレンジャーだ~

イギリス・ウェールズにて、ポルシェのハイパフォーマンスモデルで世界限定1,000台販売された「911GT2RS」がフロントを大破する大事故に。
何とこのモデル、ポルシェ・ディーラの試乗車ということで、ポルシェを所有したことがない男性が”試乗したい”ということで営業マン同席のもと試乗を行ったところ、ディーラから僅か1.5kmほどのところで5台以上の車を巻き込む大事故に発展。


~ナゼか事故すると一言目に出てくる「ブレーキが故障していた」~

実際のクラッシュ映像は公開されていないものの、The Daily Mailやサウスウェールズ警察の情報によれば、「911GT2RS」が他の車両へと突っ込む事故を引き起こしたそうで、フロントバンパーや助手席側のフロントフェンダーも非常に悲惨な状態になっています。
そして今回の事故を引き起こした試乗者によれば、「曲がろうとしてブレーキを踏んだが、ブレーキが故障して全く止まらなかった」と主張。

残念ながら、ポルシェディーラ側としては試乗車を提供する前に精密な検査を実施済みだったそうで、ブレーキが故障するといった可能性は限りなく低く、事故車を回収後、ブレーキの制動力確認が実施されるかと思いますが、おそらく試乗していた側に問題があったのではないかと推測されています。

幸い、今回の事故によると負傷者はいなかったのですが、大きく損傷した「911GT2RS」は試乗していた人物の負担になると思われ、その修理費用も相当なものになるのではないかと予想されます。

~中国ではフェラーリのレンタカーを速攻でクラッシュした女性も~

中国・Wenling市にて、フェラーリ「458イタリア」をレンタルした女性が店舗を出た瞬間にクラッシュ。

この映像は、たまたま店舗近くに設置されていたCCTV映像にて録画されていたようで、レンタカー店を出た直後にウェットな路面上にてアクセルベタ踏みで加速したところ、リヤコントロールを完全に失ってしまい、そのままセンターバリケードを横切るような形にてスリップ→反対車線を走行していたホワイトのBMW「X3」や日産のセダンと接触する大事故へと発展しました。

女性は憧れのフェラーリを初めて運転・・・

なお、「458イタリア」を運転していた中国人女性ドライバは、フェラーリを運転すること自体初めてで「これからフェラーリに乗れるなんて最高の気分!」と陽気だったにも関わらず、その直後の大事故となってしまったため、まさに天国から地獄。

この事故により、「458イタリア」のフロントエンド(バンパーやフードも)は致命的なダメージを受けてしまっていますが、修理は可能とのこと(とは言いながらも修理費用は莫大)。

今回の事故の最も大きな原因としては、女性ドライバが「458イタリア」のトラクションコントロールを”OFF”にしていたことと推測されています。

もしトラクションコントロールを”ON”にして、車体が軽くスリップしていたとしても、電子制御で体勢を整えていた可能性もありますが、テンションがハイになっていたが故の”あるある”事故となってしまいました(ちなみに中国での「458イタリア」の新車販売価格は6,500万円から)。

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Reference:CARSCOOPS