完全にやっちゃった…元ロールスロイスのデザイナが開発した中国・紅旗(Hongqi)「H7」が発表前に完全リーク。フロントフェイスはロールスロイスとアウディにそっくりな件
~これが元ロールスロイスのデザイナが導き出した答えなのか?!~
以前、欧州の超高級自動車メーカであるロールスロイス「カリナン」のデザインチーフであるジャイルズ・テイラー氏をヘッドハンティングした中国の有名自動車メーカFAWグループの一部となる紅旗((ホンチー/Hongqi)が、ゆくゆくはグローバル化も意識した高級自動車の頂点を取るべく、ロールスロイスに対して強気な発言を見せ大きな話題に。
そんな元ロールスロイスの元デザイナが開発した最新4ドアセダン「H7」と思われる画像が完全リークしていますが、これが完全にやっちゃってる感満載。
競合モデルには、BMW「5シリーズ」やメルセデスベンツ「Eクラス」といったプレミアムモデルが対象になるそうですが、デザイン性を見る限りではドイツメーカ・アウディとイギリスメーカ・ロールスロイスを足して2で割ったような感じになり、高級感とは反対にチープ感が際立った一台となっています。
~見れば見る程にロールスロイスとアウディが上手く混同している~
具体的には、ボディより上部となるフロントフードやAピラー、トップルーフはロールスロイスもしくはベントレー「ミュルザンヌ」のような2トーンカラーを採用し、スリムなLEDヘッドライトとLEDデイタイムランニングライトはアウディを意識したかのようなデザインに仕上げられています。
「よくこれで採用されたなぁ…」というのが正直なところですが、ダメ押しなのはロールスロイス「ファントム」を想起させるヴァーティカルスリットの入った大型カスケードフロントグリル。
これがロールスロイス「カリナン」を生み出した優秀なデザイナの答えなのか?と思うと非常に残念ではありますが、もちろんこのままで市販化されるのであれば、ロールスロイスは決して黙ってはいないでしょうね。
ちなみにリヤデザインはこんな感じ。
リーク画像はありませんが、ティーザー画像を見る限りでは、キャデラック「XTS」を想起させるようなデザインとなり、悪く言えばモロにパクッてる感がスゴイこと何の。
紅旗としてのオリジナルデザインは何処にあるのかを見つける方が難しいようにも思えますが、気になるパワートレインは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンもしくはV型6気筒エンジンの何れかを搭載するとの情報が入ってきています(おそらくコストや環境法規制の絡みで直4が濃厚)。
なおこのモデルは、2020年春頃に生産スタートするとのことですが、2020年初め頃には正式デビューと共に価格帯も明らかになると思われます。
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Reference:CARSCOOPS