日産の新型EVクロスオーバー「アリヤ・コンセプト」がCES2020に登場することが決定!但し市販モデルは大きく劣化する模様

2020-05-27

~日産初のEVクロスオーバーは本当に期待しても良い一台なのか?~

2020年1月7日~1月10日までアメリカ・ロサンゼルスで開催されるCES2020(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー2020)に、日産のゼロエミッション・クロスオーバーモデル新型「アリヤ・コンセプト(Ariya Concept)」が登場します。

「アリヤ・コンセプト」は、将来的に市販化を想定したEVコンセプトとのことで、2020年に日産が約5車種発表・発売する内の一台に含まれるそうですが、東京モーターショー2019にて出展されたコンセプトモデルから、フロントフェイスは大きくトーンダウン(っというか顔が大きく変わる?!)すると元日産関係者もコメントしています。


~本当に「アリヤ・コンセプト」が600万円以上で販売されるのであれば、確実に売れない~

なお「アリヤ・コンセプト」のスタイリングとしては、非常に短いオーバーハングと広々としたキャビン、大口径アルミホイール、かなり個性的な2トーンカラー、スポーティさとラグジュアリーさを共有する外観が提供されるとのことですが、これはあくまでもコンセプトモデルをベースにした際の内容であるとのことで、実際に市販化を想定したモデルは別になることが考えられます。

パフォーマンスについては、フロントにデュアルモーターを備え、リヤにシングルモータを備えることで、非常にトルクフルなスペックを持つことが予想され、モータ出力や最大トルクだけを見たら、もしかすると「GT-R」を凌駕することも十分に考えられると思いますね。

ただ海外カーメディアの情報によると「アリヤ・コンセプト」は当初、インフィニティブランドとして販売する計画にあったそうですが、それを日産ブランドとして販売することに加え、量産版としての価格帯は約600万円~約840万円の価格帯になる可能性があるとのこと。

これだけの価格帯ともなると、フォードやテスラ、更には欧州市場のEVモデルに匹敵する高級車両となりますが、日産が本当に社運をかけて業績アップを目指すために販売する車両なのかは非常に疑問に残るところ。

明らかに収益性を得る為だけに設定された価格設定となっていますが、本当にこの価格帯にて販売されるのであれば、日本国内はおろか、最も力を入れていくであろう欧州市場でも失敗する可能性があるのではないかと思いますね。

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Reference:CARSCOOPS