フルモデルチェンジ版・スズキ新型「ハスラー」の簡易カタログ入手並びにディーラにて新情報入手してきた!発表は12月末、先行予約は12月上旬~中旬、気になる価格は?

2021-07-06

~ようやく新型「ハスラー」の簡易カタログを入手!併せて不足していた情報も!~

10月末~11月頭まで開催された東京モーターショー2019にて、スズキのフルモデルチェンジ版・新型「ハスラー(Suzuki Hustler)」のコンセプトモデルとなる「ハスラー・コンセプト」が世界初公開され、更に今週11月21日(木)~11月24日(日)まで愛知県・名古屋ポートメッセにて開催される名古屋モーターショー2019でも公開されることが決定しています(その他にも「ワクスポ/ハナレ/ジムニーシエラ/ジクサーSF250」等も出展)。

そんな中で、つい先日当ブログでも新型「ハスラー」に関する一部詳細情報を公開しましたが、今回新たにディーラにて取材させていただき、入手した情報を公開していきたいと思います。
簡易カタログ(ティーザーパンフレット)も合わせて入手しましたので、その中身も交えて説明していきたいと思います。


~新型「ハスラー」のコンセプトはやはりアウトドア~

早速カタログをめくっていくと中身はこんな感じ。
アウトドアやキャンプ、マリンスポーツ等の色んなジャンルにおいて幅広く活用できることを強調した新型「ハスラー」。
今回のフルモデルチェンジにより、マイルドハイブリッド技術を全グレード標準搭載しているため、走りの質感はもちろんのこと、長距離移動にも適した内容になっているとのこと。

~インテリア内容も遊び心があって非常に充実~

そしてこちらがインテリアデザイン。
全体的に丸っぽいアクセントが強調され、更にはバーミリオンオレンジと呼ばれるアクセントカラーを加味した特別な内装を提供。
シートは撥水ファブリックを採用しているとのことで、質感はそれなりに高そうです。

こちらは別のインテリアテーマ。
爽やかなブルーのアクセントが加味されたデニムブルーと、ちょっと落ち着いた色合いを提供するグレーイッシュホワイトが提供されるそうですが、これらはグレードによって提供できるもの、そしてボディカラーによって提供できないものがあるそうで、この辺りは11月末に行われるセールス向け勉強会にてある程度明確になるそうです。

その下には、スズキの軽自動車としては初となるカラー液晶メータが搭載。
エンターテイメント性とおもちゃ感が交わる遊び心あるメータと、自身の運転技術を評価するシステム等も搭載されているようですね。

~ラゲッジスペースやユーティリティポイントも見ていこう~

続いては「ハスラー」の得意分野でもある荷室(ラゲッジスペース)。
具体的なトランク容量は記載されていないものの、後席をフラットに倒せばマウンテンバイクも載せることが可能なようですね。これはかなり便利ですし、ホンダ「N-BOX/N-BOX Custom」の強みの部分の対抗にもなりそうです。

そしてこちらは収納スペース。
グレードによって装備されるものされないものがあるようですが、全グレード共通にて「防汚タイプラゲッジフロア」と「防汚タイプラゲッジアンダーボックス」が標準装備されます。

それ以外では、上位グレードとなるHYBRID X/HYBRID Xターボについては「インパネアッパーボックス(リッド付)」や「フロアコンソールトレー[ドリンクホルダー付]」、「パーソナルテーブル(助手席背面)」、「運転席シートバックポケット(2段)」が標準装備されるようですね。

~新機能も見逃すな!~

こちらは、今回のフルモデルチェンジによりスズキの軽自動車モデルとしては初となる「スノーモード」が4WDモデル限定にて搭載。
この機能は、「スノーモード」専用スイッチをON/OFFするだけで起動するとのことで、ONにしていれば路面がスリップしやすいところでも、自動でエンジン出力を抑え、更にはブレーキ制御も行い、安心して発進することができるそうです。

カラー液晶メータ表示のリアリティなアニメーションもかなり力が入っていることが確認できます。
これからの雪の季節、スノーボード等のウィンタースポーツはもちろんのこと、雪国では大いに活用してくれそうな機能だと思いますね。

こちらはメーカーオプションではあるものの、9インチ大型高精彩ディスプレイが採用され、操作性の向上並びにスマートフォンとの連携機能付となるメモリーナビゲーションも採用されているそうです。

~安全装備は充実の13種類を採用。スズキ軽初の機能も!~

続いては、スズキの予防安全技術となるセーフティ・サポート(Safety Support)。
今回のフルモデルチェンジにより、6種類から13種類へと大幅にアップグレードされます。

そして今回の新型より、ターボモデル限定ではありますが、スズキの軽自動車としては初となる「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)」も追加。
近年の軽自動車&ターボモデルでは必須装備となっていますが、ようやくスズキでもこの機能が装備されますね。

更には、「スイフト・スポーツ」でも設定されている車線からはみ出しても自動車真ん中へとハンドル調整してくれる「車線逸脱抑制機能」も装備されるので、かなり先進性が向上します。

【新型「ハスラー」セーフティサポート一覧】
・デュアルカメラブレーキサポート
・後退時ブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・車線逸脱抑制機能
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・ハイビームアシスト

・標識認識機能
・先行車発進お知らせ機能
・アダプティブクルーズコントロール
・全方位モニター用カメラ
・[スズキ軽初]アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付(ターボ車のみ)]

~グレードは大きく4種類、更なる社用車用エントリーグレードもラインナップ予定~

新型「ハスラー」のグレードについてですが、現行モデルでは「Jターボ/J/Gターボ/G/A」の5グレードという内容でしたが、今回のフルモデルチェンジによりマイルドハイブリッドモデルのみがラインナップされ、更にグレードも4グレードへと縮小されています。

但し、将来的には社用車用となるエントリーグレードもラインナップされるそうですから、結局のところは5グレードとなるかもしれませんね。
現時点での詳細グレード一覧は以下の通りとなります。

【新型「ハスラー」グレード一覧】
・HYBRID Gターボ[2WD/4WD]
・HYBRID G[2WD/4WD]
・HYBRID Xターボ[2WD/4WD]
・HYBRID X[2WD/4WD]

そしてここからはグレード別の主要装備一覧。
下位グレードとなるHYBRID G/HYBRID Gターボでも十分すぎる装備内容となっていますが、何よりもターボモデルではパドルシフトが搭載されるというのは、個人的に嬉しいポイントではありますね。

【新型「ハスラー」グレード別主要装備一覧】

[HYBRID G/HYBRID Gターボ]
・マイルドハイブリッド
・スズキ・セーフティ・サポート
・スノーモード(4WD車限定)
・グリップコントロール(4WD車限定)
・ヒルディセントコントロール(4WD車限定)
・防汚タイプラゲッジフロア
・後席スライド用ストラップ(背面)
・防汚タイプラゲッジアンダーボックス
・[メーカオプション]全方位モニター付メモリナビゲーション
・[メーカオプション]全方位モニタ用カメラパッケージ 他

[HYBRID X/HYBRID Xターボ]
・LEDヘッドランプ
・本革巻きステアリングホイール
・運転席シートバックポケット[2段]
・フロアコンソールトレー[ドリンクホルダー付]
・パーソナルテーブル(助手席背面)
・プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)
・IRカット機能付フロントガラス
・15インチアルミホール 他

[ターボモデルのみの主要装備]
・ターボエンジン
・パドルシフト
・スズキ・セーフティ・サポート(アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能付]、車線逸脱抑制機能)
・パワーモード 他

~ボディカラーもモノトーンはさらに充実する予定~

そして最後はボディカラーとインテリアカラー。
以下はあくまでも一部ではありますが、モノトーンだけでも5色、2トーンも6種類ラインナップしていて、新車発表の際にはモノトーンも更に追加される可能性が高いとのこと。

ちなみに東京モーターショー2019にて出展されていたコンセプトモデルのボディカラーは「バーミリオンオレンジ×ガンメタリック」と「チアフルピンクメタリック×ホワイト」となっています。

【新型「ハスラー」ボディカラー一覧(一部)】

[モノトーン]
・シフォンアイボリーメタリック
・クールカーキパールメタリック
・オフブルーメタリック
・ピュアホワイトパール
・ブルーイッシュブラックパール

[2トーンカラー]
・(ボディ)バーミリオンオレンジ×(ルーフ)ガンメタリック

・(ボディ)デニムブルー×(ルーフ)ガンメタリック
・(ボディ)アクティブイエロー×(ルーフ)ホワイト
・(ボディ)ブリスクブルーメタリック×(ルーフ)ホワイト
・(ボディ)チアフルピンクメタリック×(ルーフ)ホワイト
・(ボディ)フェニックスレッドパール×(ルーフ)ガンメタリック

~気になる新型「ハスラー」の価格帯は?今後のスケジュールも公開~

最後に新型「ハスラー」の発売日や価格帯などについてですが、まず気になる価格帯については、12月中旬以降に正式にわかるとのことですが、12月で生産を終了する現行モデルよりも10万円以内の価格アップにて抑えられるとのこと。

そして発表・発売日についてですが、発表が12月末を予定しており、その約2週間前となる12月中旬頃より先行予約並びに見積もり取得が可能になるそうです。

発売日については、1月中旬を予定しているそうですが、実車がディーラにて配備されるのは早くとも1月末頃納車のタイミングは先行予約であれば2020年2月末頃発表のタイミングでオーダーをかけるのであれば確実に2020年3月以降になるとのことです。

【フルモデルチェンジ版・スズキ新型「ハスラー」の簡易カタログを入手!早速その中身を見てみよう!】

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