フルモデルチェンジ版・トヨタ新型「ノア(Noah)」はこうなる?「グランエース×クラウン」を掛け合わせたラグジュアリー風ミニバン、「ヴォクシー/エスクァイア」は廃止との噂も

2020-05-27

~新型「ノア」はファミリー向けではなくラグジュアリー向けに大きく一新する?~

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トヨタの大人気5ナンバーミニバンモデル「ノア(Toyota Noah)」が、2021年モデルとしてフルモデルチェンジしたら?という完成予想レンダリングが公開されています。
今回レンダリングを公開しているのは、国内自動車ニュースサイトのSpyder7さんで、2021年にも登場する可能性がある?とのスクープ情報を得たことから、早速完成イメージを公開しています。

2020年5月より、トヨタの全販売チャネル(トヨタ/トヨペット/カローラ/ネッツ)が統合化されることが予定されており、私がいつもお世話になっているトヨタ・ディーラでも、4月よりトヨタ車種全ての販売を行うことが明らかになっています。

なかには2月・3月から販売スタートし、納車を開始するのは販売チャネルを統合化する5月から、というところもあるそうですが、車種によって販売チャネルを変えなければならないといった問題が解消されるのは非常にありがたいことですね(その分ディーラ1店との付き合いも密になれると思う)。


~早速レンダリング画像を見ていこう~

少し話は逸れてしまいましたが、2021年の登場が噂される新型「ノア」のレンダリングを見ていきましょう。
フロントマスクのデザインを見ていくと、ファミリーミニバンの印象が強かった現行「ノア」から大きくかけ離れ、どちらかというとラグジュアリー志向の強い「グランエース/クラウン」を掛け合わせたようなデザインに仕上がっていますね。
※フロントエンドの”N(ネッツ)”エンブレムは廃止されると思われ、トヨタの”CI”エンブレムが装備されると思われます。

特にフロントのVモーショングリルのようなところは「グランエース」の要素を大きく取り込み、フロントヘッドライトとLEDデイタイムランニングライトはもろに「クラウン」といった感じ。

~新世代TNGAの採用と新エンジン搭載でパワー不足を解消?~

あとは、新世代プラットフォームTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用することにより、車体重心を大きく下げて走行性能を向上し、車体剛性の向上、車体重量の軽量化、そしてワイド・ローのスタイルを際立たせるボディ形状等、現行から大きく一新することが期待されますが、車内の快適性も更にアップすることは間違いないと思います。

気になるパワートレインについてですが、これは以前からお伝えしている通り、新型「RAV4」にも搭載の排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジンと、レクサス「UX250h」にも搭載の直列4気筒直噴エンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドエンジンの2種類がラインナップされ可能性があるとのことで、更にハイブリッドモデルでは四輪駆動(E-Four)システムも採用されるかもしれないとのことで、降雪地域にとっては非常にありがたい仕様となっています(そうなると必然的に寒冷地仕様も標準装備となってくる)。

~「ヴォクシー/エスクァイア」は廃止するとの噂も?!~

そしてこれは、自動車情報誌ベストカーでも報じていたことで、将来的には次期「アルファード(Alphard)/ヴェルファイア(Vellfire)」や「タンク(Tank)/ルーミー(Roomy)」といった兄弟モデルたちも一つのモデルとして集約される予定とのことですが、まさか「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」の3車種が1車種にまとめられる予定というのはちょっと意外。
またフルモデルチェンジの時期についても2021年7月と大分先にはなりますが、しっかりと余裕を持たせて開発を進め、成熟且つ上質なミニバンモデルとして登場することが期待されています。

グレードにおいても、ダイハツ「タント/タント・カスタム」やホンダ「N-BOX/N-BOX Custom」のように、スタンダード仕様とスポーティな顔つきを与えるカスタム仕様の2種類から選択が可能になるそうで、いずれも箱形スタイルであることに変わりは無いものの、スタンダード仕様が5ナンバーモデル、カスタム仕様が3ナンバーモデルになるとのこと。

特にカスタムモデルは、エアロボディを採用することで、いわゆる”オラオラ系”のギラついたフロントフェイスに変化し、「アルファード/ヴェルファイア/エスクァイア」のようなメッキを多用するモデルとして登場することが十分に想像できる一方、ベストカーが公開した完成予想レンダリングでは、フロントエンドがほぼブラックのパーツにてまとめられ、かなりダークな印象を受けるデザインに仕上がっていますね。

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Reference:Response