ブガッティが世界限定500台中300台目のシロンを製造完了!記念すべき300台目のモデルは250台目と同じブラックカラーのシロン・ピュールスポール
製造開始から5年…昨今の諸事情もあり、ようやく300台目のシロンを製造完了!
ブガッティは以前、2016年より販売スタートした世界限定500台のハイパーカー・シロン(Bugatti Chiron)が、わずか4年も経たずして生産可能枠(ビルドスロット)100台未満となり、このモデルが2021年いっぱいで生産終了する見込みであることを発表しましたが、販売スタートして5年という期間の中で、300台目のシロンを製造完了しました。
先述の通り、ブガッティの製造能力からして残り200台を8か月ほどで作り切ることは不可能ですが、こうして遅れが生じてしまった背景には昨今の諸事情も大きく影響していると思われ、まだまだ500台全てを製造し切るには時間がかかると思われます。
なお今回公開された300台目のシロンの仕様はどういったものなのか?早速チェックしていきましょう。
300台目は世界で最も”黒い”シロン・ピュールスポール
こちらが今回、300台目に製造されたブガッティ新型シロン・ピュールスポール(Bugatti New Chiron Pur Sport)。
サーキットやコーナリングを重要視した、シロンの更なるハイパフォーマンスモデルになります。
ボディカラーは非常にシンプルなブラックカラーで、カラー名称は「ノクターン」、250台目に製造されたマットブラックに近いカラーリングです。
改めてエクステリアを見ていきましょう。
とにかくボディカラーから足元の鍛造アルミホイール、ブレーキキャリパまで全てブラックで仕上げられ、ボディパネルももちろんフルカーボン仕様となっています。
リヤビューは戦闘機のようなエクストリームさで、リヤウィングにはホワイトのペイントで”BUGATTI”と表記。
内装もシンプルでカッコ良く
内装もほぼ全てブラックに仕上げられ、ブラックのオーナメントパネルにはカーボンファイバを使用しているものの、そこまで過度に使用せず、英国紳士的な仕上がりにしているのもポイントです。
内ドア周りのアクセントも独特で、シート素材やトリム部分にはレザーとアルカンターラのバイマテリアルを使用することでスポーティ感を演出しています。
ちなみに圧倒的なパフォーマンスを持つシロン・ピュールスポールは、世界限定60台のみ販売されて既に完売。
今回のモデルで何台目のピュールスポールになるかは不明ですが、世界で最もブラックにまとめられた一台ではないかと思います。
ところで250台目として製造されたシロンはどんな仕様?気になる続きは以下の次のページにてチェック!