パナメリカーナグリルはどこいった?かなり謎なフルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型「AMG C53」らしき開発車両が登場。リヤテールランプも変なことに…

2020-05-27

~これって本当に「AMG C53」なの?~

以前より、メルセデスベンツのフルモデルチェンジ版・新型「Sクラス(Mercedes-Benz New S-Class)/Cクラス(C-Class W206)」の開発車両が間近で目撃されてきましたが、今回は更なるハイパフォーマンスブランドの「AMG C53」と思われる開発車両が目撃されています。

今回目撃されている開発車両ですが、全体的にかなり分厚めなフルカモフラージュが施され、フロントヘッドライトの一部やグリルデザインを確認することができるものの、現行のAMGブランドでは定番とされている縦型基調のパナメリカーナグリルが搭載されていない謎デザインとなっています。


~テストカーでの開発はまだまだ初期段階?ここから更に変貌を遂げる可能性は高い~

まだまだ開発の初期段階なのかもしれませんが、フロントとリヤでアルミホイールのデザインが大きく異なるのも気になるところで、本当にAMGブランドの開発車両なの?と疑ってしまうほど。

サイドのスタイリングはこんな感じ。
フロント・リヤのブレーキディスクはかなり大きく、しかしブレーキキャリパはシンプルなシルバー塗装仕上げに。
ボディスタイルとしては、非常にシンプルな4ドアセダンということで、トップルーフからリヤエンドにかけてなだらかな流線形であることを考えると、そこまで車内のスペースは狭くなさそう。

リヤデザインはこんな感じ。
何かリヤテールランプが凄いことになっていますね。
日産の新型「スカイライン(Nissan Skyline)」のようなコンパクトな丸形テールランプを搭載していますが、おそらくこれも初期テストの段階だと思われ、後々ワイドなテールランプになることが予想されます。

マフラーはフィニッシャ無しでリヤディフューザーと一体型となる両サイド2本出しクワッドエキゾーストパイプをインストールしていますが、この辺りはグレードによってデザインの変更が施されるかもしれません。

気になるパワートレインについてですが、確定情報ではないものの「A45 S」等に搭載される排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載すると思われ、最高出力420psを発揮することが予想されています。
なお、発売時期については明確になっていないものの、おそらくは新型「Cクラス」と同時期となる2020年末~2021年初め頃になると予想されます。

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Reference:motor1.com