【速報!】トヨタ新型「ヤリス・クロス」世界初公開!ちょっと想像してたデザインと違う…新興国車っぽいデザインで四輪駆動搭載、2021年夏頃に欧州より発売予定

2020-05-27

~ちょっと韓国KIAのタイガーノーズグリルっぽいデザインを採用しているのも気になるが…~

さて、以前より度々噂されていたトヨタの新型Bセグメントクロスオーバーモデル「ヤリス・クロス(Toyota New Yaris Cross)」が、本日2020年4月23日に世界初公開されました。
一応トヨタのイタリア法人からの公式ツイッターでも発表予告があったそうですが、まさかこんなにも唐突に、しかも全く予想もしていなかったデザインにて登場してくるとは…

当初は3月のスイス・ジュネーブモーターショー2020にて登場予定だった新型「ヤリス・クロス」ですが、例の社会問題の影響により中止になるも、今回スケジュールを再調整して登場することとなったわけですが、ベースとなる新型コンパクトモデル「ヤリス」の派生版と言えど、そのフロントマスクは全く異なる新興国車っぽい印象を受けますね。

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~新型「ヤリス・クロス」はTNGA(GA-B)を採用するコンパクトクロスオーバー~

ボディスタイルとしては、クーペ風SUVというよりは、ちょっと「ライズ(RAIZE)」に近いようなカクカクしたSUVで、TNGA(GA-B)プラットフォームを採用することによりCセグメントクロスオーバーの「C-HR」よりもコンパクトではあるものの、ちょっとオーバーハングは長めで2,560mmのホイールベースを持ち、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,560mmとなっています。

あとは足元には大口径の18インチアルミホイールが装着されることでダイナミックな印象を与え、更にボディカラーには新色となるブラス・ゴールド(Brass Gold)と呼ばれるグロス仕上げの高級感漂う塗料をラインナップ。ブラックの2トーンカラーに設定できるのも良いですね。

~リヤテールは新型「ハリアー」っぽいグローバルデザイン~

リヤデザインはこんな感じ。
リヤテールランプは非常に先進的で、先日発表されたばかりとなるフルモデルチェンジ版・新型「ハリアー(New Harrier)」に倣う一文字のストリップ風テールライトを採用していますね。

ちなみにリヤテールゲートは、オプションにて電動テールゲートにもできるとのこと。
トランクルームについては、40:20:40の分割可倒式も採用しているため、そのシーンにあった収納が可能になります。

ちなみにこの感じで見てみると、リヤテールランプはシームレスなLEDであるものの、ウィンカーはちょっと豆球っぽい印象を受けますね。
どういった点滅をするのか非常に気になるところです。

~インテリアもチェックしていこう~

インテリアはこんな感じ。
非常にシンプルな造りですが、欧州仕様の新型「ヤリス」の内装を上手く取り込んだ感じですね。
やはり電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドは標準装備のようです。
これが日本市場にて販売される際、手引きのハンドブレーキを採用する可能性もありそう。
※日本市場向けも電動パーキングブレーキを採用するとのこと。

シートは合成皮革とファブリックのコンビシートだと思われます。

メーター類はちょっと昔ながらのデザイン。
ディスプレイオーディオが搭載されていますが、使い勝手があまり良くないとの意見も多いので、個人的にはマイナスポイント。
エアコン関係はタッチディスプレイのようにも見えますが、物理スイッチの方が操作性は高いので、個人的には後者であってほしいと願ってみたり…

~パワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類~

最後に気になるパワートレインですが、新型「ヤリス」同様に排気量1.5L 直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、システム総出力116hpを発揮。
駆動方式は前輪駆動(FF)/四輪駆動(E-Four)の何れかから選択が可能。

一方でガソリンモデルもラインナップされるそうで、排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載し、駆動方式も前輪駆動(FF)/四輪駆動(E-Four)から選択が可能になります。

発売時期については、2020年秋ごろより日本市場にて発売スタート、2021年夏頃に欧州市場でも発売スタートとなる予定で、製造はそれぞれトヨタ自動車東日本株式会社/フランス・バレンシエンヌ工場にて決定しているそうです。

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Reference:motor1.com