マジかよ…トヨタ新型「ヤリス」ベースのスモールクロスオーバー「ヤリス・クロス?」が発表延期へ。数週間もしくは数か月先まで発表されない可能性も、そして発売は2021年3月?

2020-05-27

~何となく予想はしていたが…よくよく考えてみたら発売までまだまだ先の話だった~

トヨタは以前、フルモデルチェンジ版・新型「ヤリス(Toyota Yaris)」をベースにしたスモールクロスオーバーモデルを出展すると説明し、更にそのモデルと思われるリヤデザインのティーザー画像を公開していましたが、ここに来て発表を延期するとのこと。

Autonews Europeの情報によれば、おそらくはスイス・ジュネーブモーターショー2020が例の社会問題の影響でキャンセルとなったため、本イベント以外での発表のきっかけが無くなったことから、「数週間もしくは数か月」発表を延期することを明らかにしたそうです。


~なお新型スモールクロスオーバーの発売時期は2021年3月のようだ~

今回公開される予定だった最新スモールクロスオーバーモデルは、2019年11月にダイハツ新型「ロッキー(Daihatsu Rocky)」のOEMモデルとなる新型「ライズ(Toyota RAIZE)」とは異なるもう一つ上の”B-SUV”モデルとのことで、この個体が日本市場にも導入されるかはわからないものの、まずは欧州市場から導入する可能性の高い一台だと言われています(ボディサイズも3ナンバーサイズになると予想)。

なおこのモデルは、元々2021年3月ごろに発売する予定だそうで、今の時点で焦って発表する必要性も無いことから、トヨタは別の大型イベントでの発表をきっかけに公開するのではないかと推測。

ちなみに以前より噂されていたのは、新型「ヤリス(Yaris)」をベースにしたSUVテイストの「ヤリス・クロス(Yaris Cross)」だと予想していたのですが、今回公開されているティーザー画像を見る限り、リヤテールランプはC字形状ではなくストレートでスリムなLEDテールランプを採用。
更に右下には”HYBRID”と”AWD”の2つのバッジが確認できることから、ハイブリッドモデルで四輪駆動タイプであることがわかります

トヨタは以前に、B-SUVに関するサイドビューのティーザー画像を公開していましたが、リヤハッチの角度やちょっと張り出したようなルーフスポイラーを見る限り、先ほどのリヤテールランプが点灯したティーザー画像と同じスタイリングのようにも見えるので、もしかしたら同じモデルなのかもしれませんね。

このモデルは、コンパクトクロスオーバーモデルとなる「C-HR」よりも更に下のグレードに位置するモデルで、新型「ヤリス」よりも全長が長く、全高も高くなり、それでいて全幅もワイド、ホイールベースも延長されたダイナミックな一台となります。

競合モデルには、日産の新型「ジューク(Nissan Juke)」やBセグメントクロスオーバーでお馴染みルノー「キャプチャー」、プジョー新型「2008」、オペル「モッカX」が挙げられていて、今のところ予想されているパワートレインはTNGA-Bに排気量1.5Lハイブリッドエンジンが採用される予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS