ダイハツ新型「タント/スバル・シフォン」や日産「NV350キャラバン」にリコール。シートレール不具合により乗員が大けがする恐れアリ?!

2020-05-27

~最悪の場合、乗員が大けがする恐れアリ~

ダイハツのフルモデルチェンジ版・新型「タント/ダイハツ・シフォン」の2車種・188台にリコール。

リコール内容としては、運転者席または後席のシートレールにおいて、位置調整用穴の加工治具が不適切なため、当該調整用穴の幅が狭いものがあるとのこと。
そのため座席が適切に固定されず、最悪の場合、衝突時に座席が動き、乗員が過度の傷害を負うおそれがあるとしてリコールを発令しています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、メーカーからの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[タント]
・5BA-LA650S, 6BA-LA650S/LA650S-0079435~LA650S-0080419/令和2年3月23日~令和2年3月28日 /61台

・5BA-LA650S, 6BA-LA650S/LA650S-1036986~LA650S-1037974/令和2年3月25日~令和2年3月30日/37台

・5BA-LA660S, 6BA-LA660S/LA660S-0023094~LA660S-0023521/令和2年3月23日~令和2年3月27日/22台

[スバル・シフォン]
・5BA-LA650F, 6BA-LA650F/ LA650F-0003792~LA650F-0003856/令和2年3月23日~令和2年4月2日/46台

・5BA-LA660F, 6BA-LA660F/LA660F-0001655~LA660F-0001683/令和2年3月23日~令和2年4月2日/22台

改善措置としては、全車両、シートレールの製造番号を確認し、該当するものはシートレールを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


~既に不具合が発生しているバックドア問題~

続いては、日産「NV350キャラバン」の1車種・370台にリコール。

リコール内容としては、高開度バックドア架装車両において、右側バックドアステーを取り付ける上側取付ブラケットの加工が不適切なため、バックドア開閉の繰り返しによりブッシュが破損してナットが緩むものがあるとのこと。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ガスステーが外れてバックドアが保持できなくなるおそれがあるとしてリコールを発令しています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、メーカーからの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[NV350キャラバン]
・LDF-CW4E26/CW4E26-000288~CW4E26-100974/平成24年12月21日~令和元年7月5日/201台

・LDF-CW4E26改/CW4E26-002220/平成30年3月3日/1台(福祉車両)

・CBF-CS4E26/CS4E26-003451~CS4E26-103561/平成26年4月23日~平成31年4月19日/63台

・CBF-CS4E26改/CS4E26-000218~CS4E26-102772/平成24年10月3日~平成31年2月20日/43台(福祉車両)

・LDF-CW8E26/CW8E26-000775~CW8E26-101937/平成25年2月28日~平成31年4月19日/58台

・LDF-CW8E26改/CW8E26-005192~CW8E26-006767/平成28年6月5日~平成29年5月18日/4台(福祉車両)

改善措置としては、全車両、右側バックドアステー一式を対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②