夢が叶った!親のクルマを盗んでランボルギーニを買いに行こうとして逮捕された5歳の少年。ニュースを見たランボルギーニオーナー「俺のウラカン乗せてあげるよ!」【動画有】
世界で話題となった5歳の少年に奇跡が起きた!
2020年5月4日、アメリカ・ユタ州にて5歳の子供エイドリアン・ザマリッパ(Adrian Zamaripa)君が、親に「ランボルギーニが欲しい!」と要求するも、それに応えてもらえず母親のクルマを盗んで高速道路を走り、数分後には警察に捕まるという信じられないニュースがありましたが、この後更にとんでもない出来事が起きました。
ABC3340ニュースによると、何とユタ州のランボルギーニを所有するオーナーのジェレミー・ネヴェス氏(Jeremy Neves)から、SNSを通して連絡が入り、エイドリアン・ザマリッパ君に対して「そんなにランボルギーニが好きなのかい?それなら僕のウラカンを乗せてあげるよ!」とアプローチをかけたそうです。
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失いかけていた夢を見事に叶えた少年
5月4日に起きたあのハプニングから、僅か1日後にはその夢が叶ってしまうという奇跡。
もちろん所有することはできませんが、運転席に乗せてもらったり、助手席に乗ってウラカンの驚異的な加速性能を体感したりと、最高の体験を味わったエイドリアン・ザマリッパ君。
ウラカンのオーナーであるジェレミー・ネヴェス氏は、「子供がどうして自分の夢を叶えようとしているのか改めて理解することができた。子供は夢のためにたくさんのことを考え、成長しようとしている。それに対して周りの大人が”子供は罰せられるべき”だとか”悪い行動の報い”と批判をするのはおかしい。その夢に手を差し伸べるのが大人の役目だ」とコメント。
ランボルギーニオーナーの迅速な対応も凄かった
マットブラックのウラカンに助手席試乗するエイドリアン・ザマリッパ君。
かなりランボルギーニが大好きなのか、ウラカンが来たときは最初は信じられなかったそうです。
こういったサービスはもちろん凄いことだと思いますが、ニュースで報道されてすぐにアプローチをかけたランボルギーニオーナーも高く評価されています。
リヤミドシップには排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載。
普段見ることのできない”後ろにエンジンが搭載されるスーパーカー”。
スーパーカーは子供を成長させる一つのツールなのかもしれない
そして助手席に試乗してのこの表情。
本来はこうした乗り方は良くないのですが、今回だけは特別です。
運転しているオーナーもとても楽しそう。
最後に夢を叶えた少年と、少年の夢に手を差し伸べる男性。
少年は「ランボルギーニに乗れて本当に良かった。いつか絶対にランボルギーニ乗るんだ!」と気持ちを強くしたそうです。
最近では、「子供たちに夢を」というテーマで様々なスーパーカーイベントが開催されていますが、まさにその原点を見たような気がします。
少年にはいつか、自身でランボルギーニを購入できるように夢を叶えてほしいところです。
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