マツダ新型MAZDA3の魅力を伝えるのはとにかく難しい!知人に納車されたSKYACTIV-Xに試乗して感じたことを素直にまとめてみた

2020-08-08

ひょんなきっかけで新型MAZDA3を試乗させていただくことに

さて、最近仕事の関係で知人から色々と相談を受けることが多かったため、仕事などで活用しているカフェにて待ち合わせをしていたところ、その知人がマツダの新型ファストバック・マツダ3(MAZDA3)にて登場。

どうやらゴールデンウィーク明けに納車されたそうで、グレードは最上級のSKYACTIV-X Burgundy Selection、ボディカラーは上の画像にもある通り新色のポリメタルグレーメタリックに塗装された何ともスポーティなデザインにまとめられ、高級感も兼ね備えた美しい一台です。
※上の画像は実際に納車された個体とは異なります


MAZDA3は色々と”惜しい”というか…損をしているクルマだと思う

特にこれといったカスタムは施しておらず、今後もノーマルの状態にて乗り続けるとのことですが、知人曰く実際に納車されてから400km程慣らし運転をしてみて感じたこととして、「確かに乗り心地や車内の質感、デザイン性、アクセルレスポンスといったトータル評価は高いんだけど、ぶっちゃけ乗った人にしかわからない良さだと思う」とのこと。

これについては私も共感するポイントが多く…っというのも新型MAZDA3にて積極的アピールされているSKYACTIV-X技術は「気持ちよさ/上質さ」を売りにしているようですが、実際のところどれだけ魅力あるエンジンなのか、他社の特殊なエンジンに比べて何が優れているのか?というポイントが中々見出せないというのがあります。

SKYACTIV-Xというエンジンは、燃費性能に優れたマイルドハイブリッドというわけでもなく、ターボエンジンやディーゼルターボのようなトルクモリモリな走りを提供するわけでもなく、あくまでも「上質で気持ちの良い」という、ちょっと方向性の異なる要素に焦点を当てているように感じるんです。

もちろん、上記のことは実際に知人のMAZDA3 SKYACTIV-X Burgundy Selectionを試乗させていただいて感じことを率直に文章にしたものなのですが、他社にない特殊なエンジンであることや、比較しようがない特殊なコンセプトであるからこそ、このモデルの良さを上手く引き出すのが難しいんだろうなぁと思うんです。

乗ってみたら凄く良いと思うんですよ。マジで。

ですが、「これ凄い!今すぐ買いたい!ちょっと見積もり取ってくる!」という気持ちにまではいかず、しかもSKYACTIV-Xの価格帯は3,198,148円~3,688,463円と結構高額になるため、オプションも含めれば400万円は優に超えてしまいますからね…

それであれば、ちょっとだけ背伸びをしてレクサスUXとかフォルクスワーゲン・ゴルフ(Volkswagen Golf)、アウディQ2といった様々なブランドにも手が届くレベルになるため、自身のブランド力で魅力を惹きつけるだけの力がまだまだ無いように感じました。

リセール面とか色々考えたりすると簡単に手を出すのは難しい…と、色々な障壁を乗り越えることが難しい一台なんです。

本当に欲しいと思えたら、「ちょっと金額張るけど…何とか頑張っていこう!」と思えるかもしれないんですけど、そこまでの気持ちになれないのもマツダの特徴なのかもしれません。

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