アキュラRLX(日本名:ホンダ・レジェンド)が販売終了へ。なお日本市場では2020年夏頃にマイナーチェンジ予定

2020-05-27

~また一つセダンモデルが生産終了へ~

ホンダの海外主要ブランドとなるアキュラの北米向けフラッグシップセダン「RLX(日本名:レジェンド)」が、2020年後半ごろに販売終了することが明らかとなりました。

オートモーティブニュースによると、アキュラは今後、将来性の高いコアモデルへの多大な投資を行っていく計画があるとのことで、現在販売不振に陥っているRLXをラインナップから除外することにより、無駄な開発費用や生産コストを排除していくと説明しています。

先日のレクサスGS生産終了もそうですが、セダンの中でもちょっと立ち位置的に難しいモデルでもあるため、国内外問わず中々注目されない一台なのかもしれません。


~RLXを引き継ぐモデルがスポーツセダンのTLX~

なお北米市場では、セダンモデルの販売低迷が目立つ一方で、SUVのラグジュアリーマーケットがリードしているとのことから、アキュラのSUVモデルとなるRDX/MDXの人気が高く、次世代モデルとなるMDXも販売される予定となっています。

ちなみに、今回販売終了予定となっているRLXの2019年の販売台数は僅か1,019台で、これを上手くカバーするために登場するのがTLXと言われていますが、現在例の社会問題の影響で全体的に販売台数が減少傾向にあるなかで、どれだけアプローチをかけていけるか注目したいところです。

~日本市場では2020年夏頃にマイナーチェンジ予定~

一方で日本市場にて販売されているフラッグシップセダンのホンダ・レジェンド(Legend)に関しては、今のところ販売終了するとのアナウンスは一切無く、2020年7月には自動運転技術を向上させ、一部デザイン性を変更させたマイナーチェンジモデルが登場するの情報が入っています。

安全性能やインテリアデザインにおいても一部変更などが入るそうですが、これについては後日ホンダディーラーにて取材させていただき、新たな情報が入りましたら展開していきたいと思います。

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Reference:CARSCOOPS