フルモデルチェンジ版・スバル新型アウトバック (BU型)が2025年4月16日に世界初公開!「使いづらかった」11.6インチディスプレイオーディオを廃止へ
遂に新型アウトバックが世界初公開!
2025年4月16日より開催されている、アメリカ・ニューヨークオートショー2025にて、スバルのアメリカ法人であるスバル・オブ・アメリカが、フルモデルチェンジ版・新型アウトバック (Subaru New Outback, BU型)を世界初公開しました。
今回発表されたアウトバックは、これまでの伸びやかなステーションワゴンではなくなり、どちらかというとフォレスター (Forester)やアセント (Ascent)といったボクシースタイルのクロスオーバーへと変化。
そして、新世代スバルの定番だった縦型基調のタブレット型11.6インチディスプレイオーディオを止め、全く新しい12.1インチディスプレイオーディオを採用しています。
これまでの伸びやかなワゴンスタイルを排除した新世代アウトバック
早速、7代目となるBU型の新型アウトバックのエクステリアをチェックしていきましょう。
こちらが今回、ニューヨークオートショー2025にて世界初公開された新型アウトバックのフロントマスク。
これまでの”コ”の字型を採用したLEDポジションランプではなく、逆”L”字型のLEDポジションライトを採用し、しかもヘッドライトとは独立したレイアウトに。
これまでのスマートなデザインから刷新され、新型フォレスター同様に”アメ車”のような見た目へと変更されました。
真正面から見てみるとこんな感じ。
フロントマスクもフォルム同様に角ばった印象が持たれ、特にフロントグリルはスクエア型大口グリルを採用し、フロントロアバンパーは無塗装のブラック樹脂の面積が大きく、一気にオフロードらしさを向上させています。
スバルのこれまでのイメージを破壊するという「覚悟」
こちらはサイドビュー。
先程説明した通り、アウトバック本来の傾斜したルーフラインは無くなり、伸びやかなステーションワゴンではなくなりました。
どちらかというと、フォレスターのような角ばったクロスオーバーへと変化されたわけですが、アメリカ市場のニーズに答えるスタイリングなのか、それともこれまでのアウトバックのイメージを一気に破壊する「スバルの覚悟」なのかは不明。
ただ、アウトドアやオフロード好きなユーザーからすると食指が動くモデルなのかもしれません。
足もとには、19インチの大口径タイヤアルミホイールを装着。
ちなみにスバルによると、今回のアウトバックは「より大胆で、新しいデザインを与えた」とのことで、愚直で真面目なスバルのイメージを変化させる一台なのは確か。
これまでとは異なるアプローチでアウトバックを主張
こちらはリアクォータービュー。
Dピラーの傾斜ガラスが廃止され、角ばったホイールアーチは新型フォレスターに似たデザインになっていますね。
そしてリアテールランプは、”コ”の字型を捨ててセンター非直結式の一文字テールランプを採用。
どことなくトヨタ感がマシマシになったデザイン言語ですが、これも時代の流れなのでしょうか。
リアエンドを見ていくと、リアテールゲートの中央には”OUTBACK”のレタリングバッジが貼付され、更にリアロアバンパーには”SUBARU”のエンボス加工。
これまでのスバルとは異なる、別の角度からのアプローチでブランドを主張していますが、これも中々にユニークだと思います。