スズキ新型ジムニーノマドのユーザー向け最速納車が開始!更に国内オークションでは「3台」のノマドが一挙に出品され高額値での転売恐れ…販売店にペナルティ?

今後、国内オークションにてジムニーノマドの出品ラッシュが始まるかもしれない?

2025年1月30日に発表され、同年4月3日より発売されたばかりとなるスズキ新型ジムニーノマド (Suzuki New Jimny Nomade)。

既に一部のスズキディーラーでは、本モデルの実車展示が開催されているものの、2025年4月3日の発売時点で受注停止が継続されており、「新規での受注が不可能な車両を、これから検討される顧客に見せるのは意味がない」とのことから、既に購入・契約されている顧客を中心に”密かに”展示会を開催している販売店が多いようです。

そんなジムニーノマドですが、前回のブログより、早くも国内オークションにて出品準備され大きな話題となりましたが、既にメーカーからの圧力により出品取消になっているものの、どうやらまた新たなノマドが出品されているようです。


どうやら2025年4月16日時点で3台ものノマドが出品されているようだ

前回は1台のみのオークション出品だったジムニーノマドですが、今回は驚きの3台で、何れも名古屋でのUSSオークション出品に。

2025年4月16日時点では、まだ出品準備の段階になるため、再び正式に競りが始まる前にメーカーからの圧力によって出品取消になる可能性も高いですが、やはり車体番号が出ている以上は、どこの販売店から出たものなのか、もしくは既に非正規ディーラーの業販に納車されて、そのまま流すかのようにオークションにて出品された可能性が高そう。

何れにしても、これらの個体を販売したスズキ正規ディーラーは、メーカーからペナルティを受ける危険性が高いですし、そうなってくると現在受注を受け付けているジムニーノマドたちの順番が後回しにされたり、バックオーダー分全てを取り消す?という危険性も考えられそう(少なからずトヨタでは、そういった重たいペナルティが課された販売店もある)。

どちらにしても決して穏やかな話ではないため、今回のようにオークションへの出品準備が行われるとなると、これからインドから輸入されるノマドの一部も、次々ディーラーから業販もしくは個人へ…そしてすぐさまオークションへと流されていくことになりそう。

今か今かと納車を待ちわびているユーザーからすれば、決して気分の良い話ではないでしょうから、メーカーのプライドにかけても全力で阻止してくるのではないかと予想されます。

仮にオークションにて出品→落札されたとして、いくらぐらいで落札されるのか?

ちなみに、ジムニーノマドの車両本体価格は5速MTが2,651,000円(税込み)に対し、4速ATが2,750,000円(税込み)となっているわけですが、仮に初物で出品された場合は、約2倍となる550万円(税込み)~600万円(税込み)ほどにて落札される可能性があり、中古車サイトなどでは700万円(税込み)~800万円(税込み)ぐらいにて転売されるのでは?と推測。

あくまでも素人の予想なので、更に高額になることも予想できれば、反対に「想像していたよりも…」といった例も考えられたり。

何れにしても、そんな価格では簡単に売れない可能性が高いですし、「ジムニーノマドに800万円も出すのであれば、少し追い金してトヨタ・ランドクルーザー300の中古車を狙った方が満足度は高い」と考える人もいらっしゃるかもしれません。

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