世界に一台しか存在しないワンオフモデルのアストンマーティン・V12ザガートが販売中。オールアルミニウム製で価格は億越え必至?!

実はアストンマーティンの試作モデルでもあったV12ザガート

アストンマーティンとザガートの共同開発によって誕生した、世界に一台しか存在しないワンオフモデル・V12ザガート(Aston Martin V12 Zagato)がベルスポーツ・クラシック(Bell Sport&Classic)にて販売されています。

このモデルは、アストンマーティン・DB4GTザガートの50周年を記念する目的で特別に製造され、2011年開催のコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステにて世界初公開された貴重な一台となっています。

実はこのV12ザガート、アルミニウムとカーボンを組み合わせた超軽量素材を用いたモデルも発表されているのですが(しかも生産台数は64台)、その一方でオールアルミニウムを使用したモデルは世界で一台しか存在せず、今回中古車市場にて販売されている個体はオールアルミニウム製の一台となっています。


ボディカラーやインテリアなども再塗装・補修された新品同様の一台

何とも激渋なグリーンカラーにペイントされたV12ザガートですが、元々はチタングレイによって塗装されていたものを、後にアストンマーティンぐレーシンググリーンへと再塗装されています。

かなり個性的で色々なイベントにて登場していてもおかしくないモデルなのですが、2011年のコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ以来姿を一切見せなかった幻の個体でもあります。

っというのも、先述の通りこのモデルは唯一のワンオフモデルで非売品でもあるので、顧客には一切販売されることは無かったんですね。

そのため、2016年まではアストンマーティン本社が管理していたのですが、その後アストンマーティンのVIP顧客がコレを購入し、自宅ガレージにて保管していたものの、おそらく転売目的にて購入したと考えられ今回このような形で中古車市場に出回っています。

インテリアはとても紳士的な雰囲気を持ち、ステアリングはもちろん右ハンドル仕様。

インテリアトリムはタンレザー仕上げとなっていますが、これもアストンマーティンによって再度仕上げが施されているそうで、しかし元のデザインがどういったものなのかは不明なままとなっています。

シートも少しヨレが気になるところですが、レッドのカラードステッチも美しく、何とも上品な色合いですね。

気になるパワートレインやその価格帯は?

気になるV12ザガートのパワートレインですが、排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力510hp以上を発揮。

直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が4.2秒、最高時速は305km/hにまで到達します。

見れば見るほどに美しい仕上がりのV12ザガートですが、気になるその価格は応談のため提示されておらず…、しかし億越えになることは間違いないかと思われます。

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Reference:motor1.com