ブガッティ・ディーヴォ(限定40台)とシロン・ピュール・スポール(限定60台)がニュルブルクリンクを爆走!W16気筒サウンドはまさに轟音だ【動画有】

ブガッティは車両本体だけでなく維持費も超高額

なお、ブガッティに装着されるミシュラン製パイロットスポーツタイヤは、ブガッティのためだけに開発された超高価なタイヤ(4本セットで400万円近く)ということもあり、おそらくニュルブルクリンクにて使用するタイヤの数も相当なものですからね…少なくとも1,000万円以上のコストが発生しているのではないかと思います。


ブガッティオーナーも維持費の詳細についてはご紹介済み

なお、ブガッティ・ヴェイロン3台にシロン1台を所有するアメリカの大富豪Manny Khoshbin氏によれば、(あくまでもヴェイロンの場合)ブガッティが推奨するタイヤ交換の目安は、ほとんど走らない個体であれば2~3年と言われているそうで、その交換費用は4本セットで約415万円発生。

更には、過激な加速性とホイールの耐久性と品質面を考慮して、16,000kmごとにホイールを新品に交換する必要があるとのことですが、この交換費用が約550万円も発生するとのこと。

つまり、タイヤとアルミホイールのセット交換をするだけで約1,000万円の費用が発生するわけですが、これにオイル交換費用の約230万円や、個々のターボチャージャー交換費用に約70万円、エアクーラー×2に約200万円、カムシャフトアジャスタ―1個辺り約9万円、燃料タンク費用に約220万円、そして燃料タンクの”交換”に約220万円、エンジン分解の人件費(工賃)に約230万円というとんでもない費用が発生するため、これらの点検費用の総額は約2,200万円にも上るという計算になりますね。

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ブガッティ・シロンでは、ヴェイロンに比べてメンテナンス費用は抑えられていると言われていますが、今回の様なコーナリングに特化したモデルともなれば、更にそのメンテナンス費用も高額になることが考えられそう(想像するだけ鳥肌ですが…)。

ディーヴォ以上の維持費がかかるかもしれないシロン・ピュール・スポール

そしてこちらが、世界限定60台のみ販売されたシロン・ピュール・スポール。

ディーヴォ同様にコーナリング性能に特化し、足回りも大幅にハード化された一台だそうですが、おそらくテスト走行レベルで腰が砕けるほどの過激さを持っているのではないかと予想されます。

エンジンはもちろん、ディーヴォ同様に排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載しますが、そのサウンドもまた格別で轟音。

おそらくニュルブルクリンクサーキットのノルドシュライフェでのラップタイムチャレンジも実施するのではないかと思いますが、一体どこまでタイムを伸ばすことができるのか注目したいところです。

ちなみに、以下がニュルブルクリンクサーキットでの量産車最速トップ10のランキングとなります。


  1. ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ・・・6分44.97秒
  2. ポルシェ・911GT2RS・・・6分47.3秒
  3. NextEV・NIO EP9・・・6分45.9秒
  4. ラディカル・SR8LM:6分48秒
  5. ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ:6分52.01秒
  6. ラディカル・SR8・・・6分56.08秒
  7. ポルシェ・911GT3RS・・・6分56.4秒
  8. ポルシェ・918スパイダー・・・6分57秒
  9. ランボルギーニ・アヴェンタドールSV・・・6分59.73秒
  10. フェラーリ・488ピスタ・・・7分00.03秒

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