超高級チューナーのマンソリーがポルシェ・タイカンを控え目カスタム?カーボンを贅沢に使用し、911GT3を彷彿させるフロントノーズに

やはり老舗チューナー・マンソリーのカスタムは誰もが待ち望んでいた?

ポルシェ初のピュアEVスポーツセダンとなるタイカン(Porsche New Taycan)をベースに、これまで数多くのアフターパーツメーカー/チューナーがカスタムモデルを発表してきましたが、今回遂にドイツの超高級チューナーでお馴染みマンソリーがカスタムモデルを世界初公開しました。

今回マンソリーが発表したのは、専用ボディキットを装着した過激カスタムモデルではなく、”マンソリーとしては控え目な”専用エアロパーツを装着したカスタムモデルとなります。

実はこれ、マンソリーファンやタイカンオーナーからの熱烈な要望により”ようやく実現したカスタムモデル”だそうで、おそらくこういった顧客からの声が無ければ、マンソリーはタイカンのカスタムモデルを発表していなかった可能性もあり、それだけマンソリーのカスタムを待ち望んだユーザーが多かったのかもしれません。

早速タイカンベースのカスタムモデルをチェックしていきましょう。


過激ながらもクリーン、そして911GT3を彷彿させるフロントノーズ

こちらが今回、世界初公開されたタイカンのカスタムモデル。

イメージ的にはドレスアップモデルだと考えられますが、パッと見ではピュアエレクトリックスポーツモデルとは思えぬほどにアグレッシブだけど、どこかクリーン且つプレーンな印象を与えている不思議なエクステリア。

そしてマンソリーの得意とするカーボンファイバ製エアロパーツですが、具体的にはフロントスプリッターやヘッドライト周りの狭いベント部分にフォージドカーボンを採用し、更にブラックのセンターストライプを採用することで新型911GT3(992世代)を想起させるデザインに仕上げられています。

こちらはサイドビュー。

伸びやかで優雅な4ドアセダンのスタイリングを崩さぬように、フロントサイドウィングレットやサイドシル、リヤエプロンにもフォージドカーボンをふんだんに使用した贅沢仕様に。

もちろんサイドミラーキャップもフォージドカーボンを採用していますが、これだけで数十万円のオプション費用が発生しそうですね。

足もとには大口径22インチ鍛造ホイールでボリュームアップ

ちなみに足元には、純正ではなく社外製22インチ大口径Y.5ワンピース鍛造アルミホイールを装着し、ブラックのアクセントにマッチしたスポーティなスポークデザインも魅力的。

リヤビューはワイド&ローで重厚感があり、ブラックの部分は全てフォージドカーボン製という豪華仕様。

エクステリアだけで高級外車1台分は購入できるレベルの費用が発生してそうですが、専用ボディキット装着ともなればタイカンがもう一台購入できるかも?

インテリアは控え目ながらも、ユーザーの要望次第で大きく変化しそうだ

インテリアは殆ど公開されていませんが、おそらくカスタム内容は極めてシンプルでアリ、ユーザーの要望に合わせてシート表皮やカラーリング、オーナメントパネル等の変更が可能だと予想されます(マンソリーのカスタムにあまり制限は無かったと記憶している)。

マンソリーよりも更に過激なカスタムを施したのがPrior Design!リヤウィングを装着したタイカンは、以下の次のページにてチェック!