フルモデルチェンジ版・ロールスロイス新型ゴーストが世界初公開!BMW風に一新し更にラグジュアリーに、価格は約3,500万円から【動画有】

早速新型ゴーストの内外装をチェックしていこう

改めて新型ゴーストのフロントフェイスを見ていきましょう。

今回のフルモデルチェンジにより顔つきが大きく変化し、更にパルテノングリルが縮小したことで、若干BMW顔になったようにも感じられますね(そういった意味ではBMWグループからの呪縛は解き放たれていないような…)。

あとはミニマリストな雰囲気を表現し「Post Opulence(ポスト・オピュランス)」というデザインコンセプトを掲げ、日本語では「脱・これみよがしの贅沢」というニュアンスとなり、車全体がシンプルな美学を追求した結果が今回の新型ゴーストに行き着いたとのこと。

こちらいはC字型のLEDデイタイムランニングライトとフロントヘッドライトが点灯した場合での新型ゴースト。

これまでラインナップされてきたゴーストとは異なり、かなりアクティブ感の漂うフロントフェイスですし、更にフロントロアグリルがワイド化したことでワイド感も演出されていますね(何か物凄い極悪感があるぞ…)。

サイドのスタイリングはこんな感じ。

車高も心なしか結構落とし込まれたようにも見え、若干VIPカーのようにも見えますが、新世代プラットフォームを採用したことで重心が下がり、よりスポーティで安定した走りを提供しているのだと思われます。

そしてドア開閉は、ロールスロイスの大きな特徴でもあるコーチドアを引き続き採用しています。

リヤデザインはこんな感じ。

リヤテールランプは角度が付いてかなりスタイリッシュになり、リヤスタイリングは航海をテーマにしたスウェプテールのようなクーペスタイルを表現しています。


内装は相変わらず豪華仕様

そしてこちらがインテリア。

先代モデルに比べたカクカクした印象がなくなり、ファントム/カリナンのような前衛的でミニマリストなデザインに仕上げられているのも特徴的ですが、ダッシュボード周りも水平基調に近いデザインにまとめてきているのも中々にユニーク。

そして今回の大幅な改良により、車内はとにかく静かで「車走ってるの?」と思わせるほどの静粛性を持ち、更にはエアコンの送風音すらも聞こえないレベルだそう。

そしてこの助手席ダッシュボードは、一部にダイヤモンドが散りばめられたようなデザインが表現されていて、これを実現するのに2年以上/10,000時間を超えての開発期間を要したそうです。

このダッシュボードには、イルミネーション付きのネームプレートとスタークラスター、更には850を超える星座の光たちを演出しているとのこと。

そしてダッシュボードにて演出される光たちは、エンジンが始動していないときには起動されないとのことで、そのときにはダッシュボード本来の美しさとオーナメントパネルを見ることができます。

光の演出の無いダッシュボード表面全体には、90,000を超えるレーザーエッチングされたドット柄がデザインされ、ゴーストグラフィックが均一に照らされるのも特徴の一つ。

つまりは、ロールスロイスの特別装備でもあるスターライトヘッドライナーのような世界観を演出してくれるとのことで、このあたりの技術もどのようになっているのか実車で拝見してみたいところです。

そしてこちらは後席スペース。

相変わらずの豪華仕様で、まるでファーストクラスの様な車内を提供するとのことです。

エンジンはやっぱりV12を搭載

もちろん、後席用のリヤエンターテイメントシステムも装備。

続いては気になるパワートレインについてですが、噂されていたハイブリッドシステムを採用せず排気量6.75L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力563hp/最大トルク850Nmを発揮、直線性のパフォーマンスとしては、0-10km/hの加速時間が4.5秒という驚異的な加速性能を誇ります。

最後に気になる価格帯ですが、先代よりも約220万円アップとなる約3,500万円からの販売とのことで、ここまでのアップデート内容を考えると、かなり価格アップを抑え込んでいると思われ、これまた最高なラグジュアリーセダンとして販売台数を伸ばしてくるのではないかと思います。

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Reference:motor1.com