アウディが中国市場専売となるマイナーチェンジ版・新型Q5Lスポーツバックを世界初公開!ロングホイールベース仕様で+88mmも延伸に
新型Q5スポーツバックが発表されたばかりなのに、中国ではロングホイールベースモデルが早くも発表
先日、アウディのマイナーチェンジ版・新型Q5スポーツバック(Audi New Q5 Sportback)が発表されたばかりですが、今度は中国・北京モーターショー2020にて、ロングホイールベース仕様の新型Q5Lスポーツバックが世界初公開されました。
このモデルは、その名の通り新型Q5スポーツバックのホイールベースを延伸させたもので、後席での足元のスペースを大きく確保したラグジュアリーモデルでもあります。
既に中国市場ではQ2L/A7L/A8Lに留まらず、BMW新型3シリーズLやメルセデスベンツ新型A200L、プジョー新型508Lなど、とにかく欧州主要モデルのホイールベースを延長したがる傾向にあるようで、今回も案の定Q5Lスポーツバックが登場しています。
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中国でのロングホイールベース市場はかなり需要が高そうだ
ぱっと見ではよくわからない新型Q5Lスポーツバックですが、ボディサイズは全長4,778mm×全幅1,892mm×全高1,666mmでありながら、ホイールベースサイズは2,908mmとスタンダードモデルに比べて+88mmも延伸されているんですね。
そのため、足もとのスペースが大きく確保されて快適性が大幅に向上しているので、こういったモデルの方が中国市場では非常に人気が高いと言われています。
それ以外のデザインについては特に大きな変化は無く、グレード展開としても40TFSI/45 TFSIの2種類のみ。
パワートレインも排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンのみを搭載し、最高出力187hp/220hpの2種類を設定します。
リヤにはしっかりとQ5Lのバッジも貼付。
内装はシンプルだけど高級感もあって十分な完成度
インテリアは非常にシンプルでまとまりがあり、ナビゲーションディスプレイは10.3インチと非常にワイド(だけどダッシュボードからニョキッと出たレイアウトはちょっと残念)。
インパネ周りも非常にシンプルですね。
タッチパネルではなく、敢えて物理スイッチにすることで直感的な操作を向上させているところもアウディの良いところです。
センターシフト周りはこんな感じ・
ピアノブラックのオーナメントパネルも設定され、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドも手前に配備されているので操作性も非常に高いです。
そしてこちらが例の後席。
確かに足元はかなり広くとられていますね。
天井の高さは変わりませんが、リクライニングできれば優雅なひと時を過ごせそうです。
トランクルームはこんな感じ。
奥行きがあり普通に旅行用バッグなども問題なく積めますし、4:2:4の可倒式シートを採用しているので長尺物を置けるのも評価高めだと思います。