中国・北京モーターショー2020にて登場した中華モデルたちPart2。MINIやポルシェをミックスした謎のパクリモデルORA Good Cat GTって何ぞ?!

イメージは良くないけど中国は楽しそうなモデルを発表してくる

2020年9月26日のプレスデーより開催されている中国・北京モーターショー2020にて、続々と中国製コンセプトカーや量産モデルが世界初公開されていますが、今回はGreat Wall(長城汽車)の傘下となるEVブランドのORAが発表した新型グッドキャットGT(Good Cat GT)を見ていきたいと思います。

このモデルは、ORAブランドとして独立してから初めて登場したピュアEVモデルで、将来的には市販化を想定したモデルになる予定とのことですが、具体的な発売時期についてはまだまだ不明とのこと。

そして気になるデザインを見ていくと、ボディスタイルはMINIのようなコンパクトなボディを持つものの、フロントヘッドライトを見ていくとまるでポルシェのような雰囲気に。

ピュアEVで小ぶりではあるものの、メルセデスベンツブランドのSmartのようなスポーティな走りをしてくれそうな見た目で、ブラックとオレンジのセンターデカールも中々のインパクトがありますね。


よくよく考えたらマットグレーというボディカラーもかなりコストがかかっている

正面から見たグッドキャットGTはこんな感じ。

フロントフードには謎の膨らみが確認できますが、これが空力特性を向上させるものなのかは不明で、フロントインテークやフロントロアバンパーにはダミーダクトが設けられ、これもデザイン重視で設けられただけなのか、それとも何か特別な効果をもたらすものなのかも一切不明。

ただ、マットグレーのボディカラーにブラックとオレンジのアクセントカラーはかなりクールで、このあたりのセンスの良さは評価できるポイントではないかと思います。

サイドのスタイリングはこんな感じ。

コンパクトホットハッチ系で、スズキ・スイフト・スポーツ(Suzuki Swift Sport)に近い感じもしますね。

ちなみにフロントフェンダーには充電ポートも確認できます。

こちらはリヤプロファイル。

まさかのリヤテールランプやウィンカーなどがリフレクターの位置に設けられ非常に見づらいこと。

エアロパーツもかなり充実しているようだ

リヤディフューザーはオレンジのアクセントが入ったブラックパーツ。

リヤロアバンパーにはクリアランスソナーも標準装備されていますね。

ルーフスポイラーにはGTのアクセントも付けられ、更に空力を考慮して追加工も施してありますが、どれだけの効果が得られるのか気になるところ。

足もとのアルミホイールはこんな感じ。

マットシルバーのホイールにオレンジのアクセントが追加されていますが、これが量産モデルにて設定されるのかはよくわからないところ。

気になるパワートレインについては、具体的な電力量は不明ながらもシステム出力143hp/最大トルク210Nmを発揮し、航続可能距離は501kmを実現しているとのことです。

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