中国Songsan Motorsがシボレー初代コルベットC1を露骨にパクったSSドルフィンを世界初公開→これを見たGMシボレー社の意外な反応とは?

中国メーカーのコピー精神とメンタルの強さは世界一かもしれない

2020年9月26日のプレスデーより開催中の中国・北京モーターショー2020にて、中国メーカー・Songsan Motors(松散机车)がSSドルフィン(SS Dolphin)を世界初公開しました。

このSongsan Motorsと呼ばれる自動車メーカー以外にも、他の中国自動車メーカーZotyeを筆頭に、これまでMini Cooperやランドローバー・レンジローバー(Land Rover Range Rover)、BMWといった有名な欧州モデルのコピー版を製作し、数多くのメーカーが訴訟問題を引き起こすほど問題視されています。

そして今回は、1958年式のシボレー・コルベットC1(Chevrolet Corvette C1)を露骨にパクったようなデザインとなるSSドルフィンですが、そのレトロチックなボディスタイルはまさにC1そっくりで、足もとのアルミホイールデザインまでもそのまま。


SSドルフィンを見たGMシボレー社の反応は?

最近では、光岡自動車のようにマツダNDロードスターをベースにコルベットC2のオマージュモデルを発表したこともあって、これもこれでちょっとした話題にはなったものの、今回に関しては中身以外はほぼ同じ。

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さすがにこれについてはGMシボレー社も黙ってないんじゃないの?と思ったところ、どうやら自動車ニュースサイトCARSCOOPSがGMに問い合わせてみた結果、シボレーの自動車及びクロスオーバー通信シニアマネージャーであるケビン・ケリー氏によれば「Songsan Motorsは確かに我々から許可を得ずにコルベットC1のコピーを製造しているが、彼らは当社の商標名やロゴを使用していない。だからこれはコルベットC1のコピーとは言い切れない」とコメント。

SSドルフィンは実はPHVを採用したハイパフォーマンスモデル…気になるそのスペックは以下の次のページにてチェック!