最も安いオープンスーパーカー?アウディ新型R8 RWDスパイダーが世界初公開。クワトロレスの後輪駆動タイプで、価格は約1,600万円から?

ちなみにランボルギーニ・ウラカンEvo RWDスパイダーは約2,654万円と1,000万円も高い

アウディのフラッグシップスーパースポーツモデルで、オープンタイプとなるR8スパイダー(Audi R8 Spyder)ですが、このモデルをベースにした廉価版で後輪駆動(RWD)タイプとなる新型R8 RWDスパイダーが北米市場向けに販売されることが明らかとなりました。

このモデルは、従来のクワトロモデル(AWD)とは異なって後輪駆動(RWD)のみとなり、それに合わせてエンジン出力-70hp/最大トルクー20Nmほど抑えられ、価格帯も抑えられた安価で購入しやすいピュアオープンスーパースポーツとなります。

気になるパワートレインは、従来通り排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンはそのままで、最高出力532hp/最大トルク540Nmと数値的には低めではあるものの、後輪駆動化によるプロペラシャフトやディファレンシャル等の排除により軽量化が図られているので、トータルパフォーマンスは四輪駆動に近いレベルとなっています。


後輪駆動ならではの「ステアリング操作している感覚」を楽しめるピュアスーパーカー

トップルーフについては、クワトロモデル同様にソフトトップを採用し、パフォーマンス面においても0-100km/hの加速時間が3.7秒、最高時速は321km/hほど。

一方でシャシー性能においては、特別な調整によりソリッドリヤアクスルを採用し、高剛性のフロントアンチロールバー、リヤネガティブキャンバーのアップ、更には電気機械式パワーステアリングを採用することでトルクステアの無いスリリングなドライビングを提供します。

リヤデザインはシンプルながらも、両サイド1本出しのデュアルエキゾーストパイプがとんでもなく大口径のように見えるのですが…これはこれで色んな意味で大きなインパクトを与えてくれそう。

気になる新型R8 RWDスパイダーの価格帯ですが、厳密にはまだ価格情報は出ていないものの、どうやらクーペモデルよりも若干高い約1,640万円からとのことで、ウラカンEvo RWDスパイダーに比べて約1,000万円安くなることに。

恐らく大排気量エンジンを搭載したハイパフォーマンスなオープンスーパーカーで、ここまで安価なのはR8 RWDスパイダーだけだと思われ、北米市場限定とはいえ、高い人気を得るのではないかと予想されます。

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Reference:motor1.com