日本人初!フェラーリの短編CMに俳優の山田孝之さんが登場。エントリーモデル新型ローマと日本の伝統的な世界観を見ていこう【動画有】

フェラーリの日本に対する意識は年々強くなっている

フェラーリのエントリー2ドアクーペ・ローマ(Ferrari New Roma)と、俳優でお馴染み山田孝之さんがコラボした特別短編CM「La Nuova Dolce Vita in Japan(日本の新しい甘い生活)」が世界初公開されました。

この短編CMは、山田孝之さんがクリエイティブディレクター兼主演を務める作品で、動画の舞台となっているのは東京と京都とし、摩天楼のひしめき合う都心と、古刹の枯山水という一見相反するそれぞれの「小宇宙」を独創的な映像で結びつけた映像に仕上げられています。


フェラーリのCMでは山田孝之さんが日本人初

「静と動の世界」で「静」に値する京都の庭園。

日本独自の伝統と文化に敬意を表しながら、この世界にたたずむローマのクラシックさとモダンさがマッチしています。

なお今回の短編CMに採用される音楽は、山田孝之さんと内田朝陽さんによるデュオ「quu」が担当し、様々な面からの気鋭なクリエイター陣と協力しながら実現しています。

ちなみにこの短編CMは、日本だけでなくイタリアやスイスでも展開されていますが、そもそも日本人俳優と日本を背景にした作品というのは非常に珍しく、それだけフェラーリが日本市場に力をいれていることが明確に伝わってきますね。

新型ローマは新規顧客をターゲットにした全く新しいアプローチモデル

今回フェラーリから新しく発売されたローマは、日本市場でも既に受注スタートしていて、車両本体価格は2,680万円から。

デザインとしては、これまでフェラーリがラインナップしてきたモデルとは全く異なるもので、角を削ったマイルドなボディスタイルを持つことで、488シリーズ/F8トリブート/812スーパーファストといったエッジの効いたモデルとは一線を画す一台に。

更にフェラーリのマーケティング統括部長であるエンリコ・ガリエッラ氏も、これからのライフスタイルに役立てるモデルであること、更にはスーパーカーに興味を持たず、むしろフェラーリを敬遠していた人たちが購入したくなるような(高級なSUVやセダンを所有する層をターゲット)、そんな新しいフェラーリを生み出したと説明しています。

そして、フェラーリは2022年までにGT系統のモデルの販売比率を32%から40%に引き上げるとしていて、より積極的にローマを販売していくこと、更には迅速な納期対応に見合う生産能力の向上などを図っていることから、間違いなく既存顧客に加えて新規顧客も獲得することが可能になると思われます。

【La Nuova Dolce Vita in Japan: Takayuki Yamada】

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Reference:Ferrari