フェラーリ812スーパーファストのリヤガラスが吹き飛ぶ危険性があるとしてリコール!既に不具合報告もあり、大事故に繋がる恐れも?

空力を考慮したリヤガラスが、空気に負けて吹き飛ぶ恐れ?

フェラーリのフラッグシップV12エンジン搭載モデルとなる812スーパーファスト(Ferrari 812 Superfast)の、リヤウィンドウガラスが脱落するというトラブルが発生している模様。

例えば高速道路などを走行中に、812のリヤガラスが一瞬で外れてしまい、後続車両にダメージを与えるなどの危険性があるとしてリコールが届け出されています。

今回リコールの対象となっているモデルは、アメリカ市場にて2018年~2020年に製造された812スーパーファスト1車種のみで、合計台数は1,063台が対象となっていて、既にフェラーリUSAから812スーパーファストを所有するオーナーへと通知が送られているそうです。

またどうしてこのような不具合が発生してしまったのかというと、ボディワークの製作過程において、リヤガラスが上手く洗浄できていなかったために接着力が低下してしまったそうです(つまりはサプライヤーの製造プロセスにエラーが発生)。


既に2件もの不具合報告が入っている

このリコールの届け出前に、既に2020年5月11日/5月21日含むドイツに納車された812スーパーファスト3台が同様の不具合を起こしているため、もしかするとアメリカ市場だけでなく欧州市場や、日本市場などのモデルも対象となる可能性があるかもしれません。

具体的な改善措置としては、今回リコールの対象となっているモデルのリヤガラスを全て洗浄した対策品へと交換するそうで、早くて2020年12月6日より無償交換キャンペーンを実施されるそうです。

ガラスが吹き飛ぶトラブルといえば、納車されたばかりのテスラでも報告アリ!気になる詳細は以下の次のページにてチェック!