フェラーリ812スーパーファストのリヤガラスが吹き飛ぶ危険性があるとしてリコール!既に不具合報告もあり、大事故に繋がる恐れも?

まさか納車当日にパノラマガラスルーフが吹き飛ぶとは…

なお走行中にガラスが吹き飛ぶトラブルといえば、アメリカの電気自動車メーカー・テスラが販売している最新クロスオーバーSUVタイプのモデルY(Tesla New Model Y)がアメリカ人オーナーに納車されるも、高速道路で帰宅途中にトップルーフが全て吹っ飛ぶというとんでもないハプニングが発生していましたね。

被害を受けたドライバーの情報によると、帰宅時に大量のノイズ(風切り音)が聞こえ始めてきて、その音がパノラマガラスルーフからであることがわかり、更には”ガタガタガタ”という怪しい音が発生した途端にガラスルーフ全てが吹き飛ばされたとのことです。


モデルYの場合は、そもそもガラスルーフに接着剤すら塗布されていなかった

ドライバーはすぐさま高速を降りてディーラーに戻り、納車されたばかりのモデルYに関するトラブル内容を報告し整備の方でチェックしてもらったところ、何とルーフの密閉部分に重大な欠陥が見つかり、本来必要とされる接着工程がスキップされて完全密封していない状態で出荷してしまったそうです。

つまりガラスルーフがそのまま乗っかっていただけとのことですが、どうしてこのような深刻な問題が発生する前に、組立検査で見つけられなかったのか?納車前のチェックでは一体何をしていたのかも気になるところですね。

幸い、今回のハプニングによるけが人は誰も出ていないとのことですが、モデルYに限らずテスラのラインアップモデルは、嵌め合いのズレやヒビ、更にはオーナメントパネルのカラーが左右で異なるといった組立・製造品質に大きな問題があり、既に顧客からの複数の報告が入っているほどではあるものの、今のところリコールの届け出は一切ないとのことです。

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Reference:NHTSA