その名は「ナラン(Naran)」…イギリスより1,000馬力超えのハイパーカーが世界初公開。世界限定49台のみ、若干フェラーリSF90ストラダーレにも似てる?

イギリスからとんでもないハイパーカーが登場するようだ

イギリスのスタートアップ企業であるナラン・オートモーティブ(Naran Automotive)が、2020年夏頃に謎のハイパーカーをリリースすることを明らかにし、ティーザー画像も公開していましたが、遂にその姿が2020年11月25日に世界初公開されました。

見るからにヤバそうなエクステリアデザインを持つ一台ですが、その車名は企業名でもある「ナラン(Naran)」で、レーシングモデルからインスパイアされたドイツRacing Dynamics社との共同開発によって実現した排気量5.0L V型8気筒ツインターボエンジンをフロントミドシップに搭載し、最高出力1,048ps/最大トルク1,036Nmを発揮します。


ナランのデザインを担当したのはアポロIEやデ・トマソP72の開発経験も

フロントマスクのデザインを見る限り、(若干ではありますが…)フェラーリのプラグインハイブリッドモデルとなるSF90ストラダーレ(Ferrari SF90 Stradale)に似ているようにも見えますが、電気モーターやバッテリーなどは一切仕様しない100%内燃機関モデルとなります。

しかもこのモデル、デザインを担当したのはナラン・オートモーティブCEOであるJowynWong氏で、過去にアポロIE(Apollo Intensa Emozione)やデ・トマソP72も担当していた人物。

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そのダイナミックな顔つきと空力を徹底的に考慮した複雑なエアロパーツが何とも印象的で、フロントスプリッターやリヤディフューザーは1ピース構造に仕上げられているとのこと。

更に足元には、DYMAG社が提供する22インチのハイブリッド亜麻複合材を使用したカーボンホイールを装着し、サイドエアロブレードとして機能を持たせているとのこと。

ナラン社によれば、このハイパフォーマンスホイールは「残忍なパフォーマンスを第一に考え、それを損なうことなく、豪華な素材を使用することで、独自のビジュアル体験を提供し続けていく」と説明していて、優れたハンドリングや振動減衰、軽量化を全て実現しているそうです。

ナランは誰でも購入できるわけではない?フェラーリのスペチアーレモデルやブガッティの購入前審査が設けられたナラン…一体どれほどのスペックを持つのか?気になる続きは以下の次のページにてチェック!