ホンダ大丈夫か!ビッグマイナーチェンジ版・新型オデッセイを最後に国内市場撤退を検討しているとの噂が浮上。トヨタ・アルヴェル対抗のミニバンは全滅?

とはいえ、ホンダは軽自動車事業やステップワゴン撤退など、色々な噂がかけられてきた

2020年11月5日に発表・発売されたばかりとなる、ホンダのビッグマイナーチェンジ版・新型オデッセイ(Honda New Odyssey)ですが、早くもこのモデルが国内市場撤退の検討を進めているとの噂が浮上しています。

自動車情報誌マガジンXさんの情報によると、国内のラージサイズ・ミニバン市場を盛り上げてきたオデッセイですが、飛躍的に成長を遂げるトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)の圧倒的な市場独占により、その身を引いて海外専売モデルに移行する考えがあるとのこと。


競合アルファードとの販売台数差は10倍近くにも上るオデッセイ

ビッグマイナーチェンジ版としての販売台数はまだ反映されていませんが、確かに2020年10月度の新型車販売台数ではアルファードが10,093台と乗用車全体で5位を獲得し、一方でオデッセイは500台以下で50位圏外。

更に2020年度上半期(4月~9月)においても、アルファードは44,311台と全体の5位で、オデッセイは4,075台と全体の45位と低空飛行…その販売台数差は約10倍にも上ります(こうして数字で見るといかにアルファードが最大勢力なのかがわかる)。

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ホンダは北米市場向けに大きくシフトする?

しかし、北米市場向けにて販売されているオデッセイの販売実績を調べてみると、どうやら2020年1月~9月には、前年同期比19.6%減ではあるものの59,691台売り上げる程の人気っぷり。

つまり、オデッセイは国内市場よりも海外市場での需要が非常に高く、海外専売モデルとして市販化されていたもおかしくない立ち位置にあるわけですが、それはホンダ自身も同様のことを考えていると思われ、今後は北米市場向けに集約させることで、更に販売車種を減らす方向で検討を進めているのかもしれません。

そもそもどうしてラージ型ミニバン市場がアルヴェルによって支配されてしまったのか?オデッセイやエルグランドには無いアルヴェルの強みとは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!