日産リーフがイタリア・カラビニエリ警察に52台も納車!スズキ・ジムニー・シエラに続き国産車が採用されたのは2車種目…環境保全にも適したピュアEVパトカーだ

これから更に需要を延ばしていくであろう日産リーフ

2020年11月27日、イタリア日産が同国カラビニエリ警察(国家治安警察隊)にピュアEVハッチバックモデルのリーフ(Nissan Leaf)を52台納車したことを正式に発表しました。

今回カラビニエリ警察に納車されたリーフ52台は、国立公園の保全や自然保護区の生物多様性を維持することを目的に使用されるとのことで、ガソリンエンジンを搭載せず、排ガスを一切排出しない100%電気自動車としての特性を活かした重要なモデルとなります。

イタリア環境省からも、本国の脱炭素化や環境サステナビリティ計画に沿ってピュアEVモデルの使用を推奨していますが、こうしたなかでリーフが2010年に登場してから10周年を迎えるという節目に選択されるのは、ある意味最もベストなことなのかもしれません。

なおリーフは、世界中で50万台を生産・販売し、延べ148億kmがゼロエミッションで運転され、更には240万トン以上ものCO2削減に貢献してきた国産を代表するEVモデルでもあります。


イタリアでも広く愛用されているリーフ

またイタリア仕様にて販売されているリーフは、1回の充電にて最大400km走行できるため、都市部や郊外の旅行には理想的なクルマであり、優れた運転特性とゼロエミッションの快適さを提供する一台として、今もなお愛され続けている一台です。

イタリア日産CEOであるマルコ・トロ氏は、今回52台ものリーフをカラビニエリ警察に納車ことに対し、「持続可能なモビリティのアイコンであるリーフが、カラビニエリを支援し、自然保護活動を支援できることは嬉しく思う」とコメント。

日産は今後、環境の持続可能性のへの取り組みのおいて、2023年までに世界で8つの新しい100%電気自動車を導入する予定で、その一台には2021年9月に発売予定となっている新型アリア(New Ariya)、そして日本市場向けとなる軽EVも含まれています。

実は日産リーフが納車される以前、カラビニエリ警察には別の国産車が10台納車されていた!気になる続きは以下の次のページにてチェック!