2021年モデル・ラーダ新型ニーヴァ・トラベルが世界初公開!その見た目は「チープなトヨタ新型RAV4」っぽく、模倣モデルか?と話題に

まさか”ニーヴァ”のブランド名を引き継ぎ、武骨なオフロードSUVとして復活するとは

先日ラーダの最新モデルが完全リークされ、トヨタRAV4に酷似している?と話題だったニーヴァ・トラベル(Lada New Niva Travel)が、2020年12月22日に世界初公開されました。

このモデルは、1988年~2002年に小型オフロードモデルとして発売されたVAZ-2123をベースにしたもので、アメリカのゼネラルモーターズ(GM)とロシア最大の自動車メーカーでお馴染みアフトヴァースの合弁企業GM-アフトヴァースとしてからは、2003年からシボレー・ニーヴァ(Chevrolet Niva)という名称にて販売されました。

シボレーの大人気モデル且つ累計50万台を生産したニーヴァでしたが、GMは契約を解消するため、株式全体の50%をロシアメーカーに売却することで同意。

シボレーブランドではなくなったニーヴァですが、まさか2021年モデルとしてラーダブランドとなり、更にニーヴァ・トラベルという新名称にて復活を遂げるとは誰も想像してなかったでしょうね。

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その見た目は「チープなトヨタ新型RAV4」と呼ばれているそうだが

早速新型ニーヴァ・トラベルを見ていくと、その見た目は武骨なオフロードSUVという印象で、特にフロントバンパーのほとんどが無塗装の素地ブラック(プラスチック)、フロントロアにはスキッドプレートを装着。

見た目からして先代ニーヴァとは大きく異なるエネルギッシュな顔つきとなり、言い方を変えるなれば、明らかにトヨタ新型RAV4に酷似しています。

もちろん、ロシアの一部のユーザーからも「RAV4のパクリモデル?」といったコメントがあるそうですが、ラーダはこれを正式に否定し「ラーダ独自のデザイン言語やモダンなヘッドライト、そしてフロントフードを再設計しているため、これが新型ニーヴァ・トラベル本来のデザインだ」と主張。

グリルデザインも非常に大きく、ホイールアーチモールは素地ブラックではなくカラード仕上げにしているところは素晴らしいところだと思います。

先代から引き継げるデザインはしっかり引き継ぐ等、メリハリはしっかりしている

リヤデザインはこんな感じ。

リヤテールランプはフルLEDを採用していて、リヤバンパーも先代モデルに比べて大幅に変更されているとのこと。

インテリアの画像は公開されていませんが、先代モデルから引き継がれているとのことで、特に大きな変更は無いそうです。

続いてパワートレインについてですが、こちらも先代同様に排気量1.7L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力80hp/最大トルク127Nmを発揮するとのこと。

トランスミッションは5速MTのみで、直線性のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が19秒、最高時速は140km/hと軽自動車規格と同じ速度。

気になる価格帯については明らかになっていませんが、先代モデルが約100万円からだったため、少なくともこの価格帯よりは高額になるでしょうし、安全性や先進性が加味されているのであれば約120万円まで跳ね上がる可能性は高そうですね。

【НИВА ТРЕВЕЛ 2021 | LADA NIVA TRAVEL ОБЗОР С КОНВЕЙЕРА】

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Reference:motor1.com