フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの派生車種は2022年にデビュー予定との噂。トヨタ新型カローラクロス/RAV4対抗のオフロードSUVになる?

そろそろホンダもSUVのラインナップを拡大していくか?

2021年3月に発表、同年5月に発売予定と噂のホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)ですが、このモデルをベースにした派生車種(名称は不明)が、2022年にデビュー予定との噂が浮上しています。

自動車情報誌マガジンXさんの情報によると、2021年に先に登場予定となっているシティ派SUVの新型ヴェゼルを積極的に販売した後に、2022年に後を追うような形で同セグメント且つ方向性を変えた新たなSUVモデルとして登場予定とのこと。

▽▼▽関連記事▽▼▽


新型ヴェゼルはプレミアム志向、ヴェゼル派生車種はオフロード志向

現時点で具体的なことは明確になっていませんが、先に市販化予定の新型ヴェゼルでは、ホンダの新世代プラットフォームを採用するだけでなく、車体のブレ・振動を改善し、車体重量の軽量化、ボディサイズの拡大(ワイド&ローがメイン?)、パワートレインの見直し、デザイン性をより高級なものにすることでプレミアムコンパクトSUVのような立ち位置になると言われています。

その一方で、新型ヴェゼルの派生車種については、プレミアムコンパクトSUVとは全く性格が異なり、どちらかというとアクティブな生活を送るユーザーが使い倒せる道具感満載のSUVになるとのことで、過去にホンダが市販化したクロスロード(Crossroad)の現代版として登場する可能性が高そうです。

ホンダ・クロスロードってどんなモデル?

ちなみにクロスロードは、その見た目の武骨さやクロカンチックな見た目の通り、イギリス・ローバーグループ(現:ランドローバー)のランドローバー・ディスカバリーのOEM版と言う形で販売されました。

その後フルモデルチェンジのタイミングにて、OEM供給ではなくホンダ独自のオフロードSUVとして登場し、ミドルサイズSUVのCR-Vと方向性を変えた形で登場しています。

今回のモデルも、先述にある通り新型ヴェゼルとは異なる方向性を持って販売されるということであれば、サイズ感は違えどコンパクト・オフロードSUVとして登場して、実質的にはクロスロードの後継として登場する可能性が高いのかもしれませんね。

パワートレインも新型ヴェゼルのエンジンを流用するものと予想され、トヨタで言えばTNGA-Kプラットフォームを採用するハリアー/RAV4のような関係で、サイズ感で考えたらC-HR/新型カローラクロスが最も近いライバルになるものと予想されます。

新型ヴェゼルの派生車種はシャトルの置き換えとして登場する可能性も?気になる続きは以下の次のページにてチェック!