【日産の光と影】2026年1月販売台数を考察! 新型リーフ (ZE2)の「前年比300%超」はデモカー効果?値上げで苦戦のエクストレイル (T33)と、末期キックスの深刻な現状

2026年1月度の日産は、フルモデルチェンジした車種を除いて、どれも厳しい売れ行きのようだ

一般社団法人・日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会が、毎月更新している新車販売・登録台数ランキング。

前回のブログでは、2026年1月度の最新ランキング紹介しました。

今回は、このランキングをベースに、日産車のランキングに焦点を当て、各車を分析・考察していくことに。

加えて、日産ディーラーにて取材させていただいた情報も盛り込んでいけたらと思います。


2026年1月度の日産車の新車販売・登録台数ランキングはこうなっている

それでは早速、2026年1月度の新車販売・登録台数ランキングをベースにしつつ、日産車のみをピックアップしたランキングを見ていきましょう。


【2026年1月度の日産新車販売・登録台数一覧】

  1. ルークス:9,328台(前年対比141.1%)
  2. セレナ:6,263台(前年対比93.6%)
  3. ノート:5,714台(前年対比68.9%)
  4. デイズ:3,407台(前年対比78.0%)
  5. エクストレイル:1,621台(前年対比76.2%)
  6. リーフ:1,376台(前年対比306.5%)
  7. キックス:685台(前年対比60.2%)

以上の通りとなります。

ちなみに上の一覧の赤太字で記載された車種は、前年対比で100%を超えている(プラスになっている)車種になります。

普通乗用車と軽自動車合わせて、それぞれにランクインしているのは全15車種のうちの7車種のみ(約47%)。

こうして見ると、前年同期比にて100%を超えているのはルークスとリーフの2車種のみとなっていますが、なぜこれら2車種は大きく上回っているのでしょうか?

ルークスは2026年10月にフルモデルチェンジしたばかり

まずは、日産車において最も売れているのが軽自動車のルークス。

今回、このモデルが最も売れている理由としては、2025年10月にフルモデルチェンジ版が発表・発売されたばかりで、2026年2月現在も多くのバックオーダーを抱えている状態だから。

昨今の軽自動車で最も売れているのが、後席スライドドアを採用する軽トールワゴンであり、ルークスも当然そのカテゴリーに属しています。

ルークスは、三菱の新型デリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini)との共同開発になるわけですが、やはり日産を代表する軽トールワゴンということもあり、月販で1万台近くを売り上げるのはお見事。

今後しばらくは、バックオーダー分を捌いてくことに集中するのではないかと思われ、あとは先代ルークス/デイズルークス/デイズからの乗り換え需要で伸びていくものと予想されますが、この勢いがどこまで続くのかも注目です。

新型リーフも2026年1月に発売されたばかりだが

続いて、こちらも大きく販売台数を伸ばしたのが新型リーフ B7。

日産車全体が100%を切る厳しい状況のなか、リーフのみが前年同期比306.5%と驚異的な数値を叩き出しているのも、2026年1月よりフルモデルチェンジ版・新型リーフ (ZE2)として発売されたばかりだから。

ただ、今回販売・登録されている1,376台のうちのほとんどが、日産ディーラーのデモカー(試乗車・展示車)として登録されている車両ですから、本格的なユーザー向けの納車・販売台数が判明するのは2月度以降。

ここで販売台数が伸びるのか、はたまた販売台数を落としてランキング圏外になってしまうのか、新型リーフの今後が大きく左右されるのではないかと予想されます。

2026年3月より、バッテリー容量を抑えたB5の納車も開始されるため、更なる販売台数増加に期待

あとは、2026年1月に待望のエントリーモデルとなる新型リーフ B5が追加発表されましたが、個人的にリーフの本命はコチラ。

私がお世話になっている日産ディーラーでも、価格帯が高額なB7よりも、価格帯を抑えつつ、近場移動がメインで、できる限り装備内容を抑えたB5を検討されている方が多いとのこと。

本モデルのユーザー向け納車は、2026年3月よりスタートするとのことで、先行にて販売されているB7との合算になりますが、そもそもB5とB7の販売割合がどれぐらいになるのか?この辺りも、今後の注目ポイントになりそうですね。

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