えっ、そうなの?ホンダが2022年にロシアでの自動車販売をストップ。なお2020年1月~11月の販売台数は僅か1,383台で、11月の販売台数に至っては僅か79台のみ

なぜロシア市場ではホンダがこんなにも売れていないのか?

国内市場では、シビック・セダン(Civic Sedan)/グレイス(Grace)/ジェイド(Jade)など続々とラインナップモデルが販売終了しているホンダですが、今度はロシア市場向けに販売されているモデル全てを販売停止することが決定したとのこと。

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ロイター通信によると、ホンダは今後グローバル事業を再構築するために、まずは販売実績の低いロシア市場からディーラーへと新車供給することを完全に停止し、2022年に正式に販売終了する計画となっています。


ホンダ車のメンテナンスサービスは継続し、自動二輪や動力機器は販売継続へ

但し、ホンダの四輪自動車以外となる自動二輪や動力機器に関しては、引き続き販売を継続していくと同時に、既にロシア市場にて納車されている四輪自動モデルに関しては引き続きアフターサービスを継続するとのことで、とりあえず今回決定しているのは「ホンダの四輪車両の販売終了のみ」。

残念なことに、競合メーカーとなるトヨタや日産のように、ホンダはロシアに工場を持っておらず全て輸入販売となっているため、どうしても納期面で遅れが生じたり、価格面で高額になってしまうなどの問題があるそうです。

それが影響してなのか、2020年11月の月間販売台数は僅か79台と過去最悪で、前年同月比-50%減、そして2020年1月~11月のトータル販売台数は僅か1,383台と、こちらも前年同月比-15%減となっています。

ロシア市場での2020年新車販売台数は、全体の僅か0.1%

つまり、2020年1月~11月にロシア市場にて販売された四輪自動車の全130万台のうち、僅か0.1%しか占めていないことになります。

しかもロシア市場にて販売されているホンダのラインナップモデルは、CR-Vとパイロット(Pilot)の僅か2車種で、いずれも海外では人気SUVモデルなのに売れていないのは非常に残念なところです。

今後ホンダはピュアEVモデルの市販化に力を入れていくが…?かなり注意すべきポイントは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!