日産の新型アリアはボディカラーにまで環境配慮していた!塗料塗布の工程でCO2排出量を25%削減、更に全10色のボディカラー名も明らかに【動画有】
新型アリアは、ただ単純に走りだけでCO2排出量削減に貢献しているわけではないようだ
いよいよ2021年中頃より発表・発売予定となっている日産の新世代ピュアEVクロスオーバー・新型アリア(Nissan New Ariya)ですが、このモデルに使用されるボディカラーが他のラインナップモデルと異なり「環境に配慮した塗料」であることが明らかになっています。
日産によると、二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減する生産ラインの技術革新を備える、新型アリア専用カラーパレットを開発したとのこと。
具体的にどういうことかというと、シェードをより低い温度にて塗布できる水性塗料を使用していることにより、塗料塗布プロセス全体にて発生するCO排出量を25%も削減しているとのことで、環境に配慮した走りだけでなく「生産時の環境にも配慮」したモデルになっているそうです。
新型アリアでは特別な意味を込めた2種類の新色もラインナップ
なお新型アリアでは、全くの新色となる「暁カッパー」と「オーロラ・グリーン」をラインナップしますが、暁カッパーは「夜明け」を意味する日本語独自のフレーズにちなんで”暁”が使用され、”カッパー”は銅線の導電性を強調するため、強化された金属の輝きによってEV技術の進化を主張するために名付けられているそうです。
そして後者のオーロラ・グリーンについては、その名の通りオーロラにちなんで名づけられ、見る角度に応じて緑色や紫色に見えるのが特徴とのこと。
今回、新型アリアのボディカラーを担当した日産デザインヨーロッパのカラーマネージャーであるレスリー・バスビー氏によれば、「アリアが表現する創意工夫は、カラーデザインにまったく新しい考え方を採用するように私たちを刺激しました」と語っており、加えて「日産の電気自動車の専門知識の集大成であり、EV設計の将来に対する強い意向を表明している。そのため、私たちは色に真に未来的でテクノロジー主導のデザイン言語を導入し、それらを詳細に分析して、アリアの革新的な個性に完全に一致するように努力してきた」とのこと。
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