ニューヨークにて発生したゲンバラ・ミラージュGT(ポルシェ・カレラGT)の大破事故→犯人は逮捕起訴されたはずが不起訴へと一転…一体なぜ?【動画有】
日本同様、アメリカでもこんなことが起きてイイはずがない
2020年4月7日、アメリカ・ニューヨーク州マンハッタンにおいて、ポルシェ・カレラGT(Porsche Carrera GT)をベースに、ドイツのチューニングメーカーであるゲンバラが、特別カスタムしたミラージュGT(Gemballa Mirage GT)が大破し、更にはそのまま当て逃げするというとんでもない事故が発生したことをお伝えしました。
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この事故によりミラージュGTを運転していたのは、ミリオネアプレイボーズでスーパーカー愛好家、更にはレーサーやゴールド・ラッシュラリーの創始者であるベンジャミン・チェン氏であることが発覚。
この事故後、彼は逮捕起訴されたものの、あれから1年が経過して状況が一転し不起訴となっていたことが明らかとなりました。
不起訴となった理由があまりにも無理があり過ぎる
海外ニュースサイトRoad&Trackの情報によると、チェン氏の訴訟は、ニューヨーク刑事裁判所に出廷するはずだった2021年3月15日に却下され、起訴を取り下げた理由が「明らかな証拠の欠如だった」と報じられています。
つまり今回の事故は不起訴・無罪になることが確定したわけですが、裁判所は「合理的な疑いを超えて事件を証明できないため、人々はこの問題を却下しようとしています」とコメント。
今回の事故を無かったことにしようとしていますが、これで被害を受けた方々が納得するのだろうか?と言われるとそれは全く別の話。
今回発生した事故は、昨今の諸事情によりロックダウンで容易に外出してはいけない状況下で発生していて、しかも公道は全く混んでおらず、確かに飛ばし放題ではあったものの、それでもミニバンに衝突したり他の車両に迷惑かけ、そのまま逃走しようとした姿勢は許されるものではありません。
これだけの大事故を引き起こし(しかも監視カメラの映像にも事故の瞬間や逃走するシーンがしっかりと残っている)、更には麻薬も使用し無謀運転を繰り返していたことが明らかだったにも関わらず、これで「証拠が欠如している」と断言してしまうのは何ともおかしな話(逮捕した警察も問題があったと指摘するつもり?)。
今後似たような事故・事件が発生した場合はどうなるのか?気になる続きは以下の次のページにてチェック!