どうしたスズキ!まるでスーパーカーのようなスピードスターモデルの新型MISANOコンセプトを世界初公開。デザイナーは学生、バイクをモチーフにした究極のオープンモデル
このまま数量限定で販売しても売れそうな気がするが
スズキとイタリア・トリノにあるIstitutoEurope di Design(IED)の交通デザイン科・修士課程の学生とのコラボにより、MISANO(ミサノ/ミザーノ)コンセプトと名付けられた究極のスピードスターモデルが世界初公開されました。
このMISANOコンセプトと呼ばれる個体は、自動二輪車と自動車を融合させた世界に一台しか存在しないスポーツモデルで、シートレイアウトもバイクからインスピレーションを得ているため、2シーターながらも横2列ではなく縦2列のタンデムレイアウト。
早速どのようなエクステリアなのかチェックしていきましょう。
その見た目はフェラーリやマクラーレンなどのスーパーカーに匹敵するエクストリームさ
こちらが今回世界初公開されたMISANOコンセプト。
MISANOとは、イタリアにあるミザーノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリにちなんで名づけられ、全長は4,000mmで割とコンパクト(参考までに、マツダNDロードスターで全長3,915mm)。
ただし全高は僅か1,000mmと非常に低く、ランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach)並みに低く、トップルーフが設けられていた乗り降りはかなり苦痛になりそう。
ヘッドライトは”SUZUKI”のエンブレムがモチーフ
コンパクトボディに対して足元のアルミホイールのインパクトも相当なものですが、車両デザインはカーブとハードエッジを組み合わせたものとなり、ヘッドライトはスズキエンブレムをイメージさせるようなS字型と中々にオシャレ。
ブロンズのアクセントが更に渋さと欧州感を漂わせている
真正面から見てみるとこんな感じ。
フロントノーズの”Suzuki”エンブレムが無ければ、とてもスズキのコンセプトカーとは思えぬほどにエクストリームで、更にフロントスポイラーやヘッドライト周りにはブロンズのアクセントを追加するなど、コンセプトモデルなだけあって予算はほぼ考えられず、まさに学生特有の自由な発想から生まれたドリームカー。