フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビック・ワゴンが登場したら?ロングルーフ&ルーフレール付きでアウトドア向けながらもオシャレな一台に

アウトドア志向のユーザーには需要の高そうなステーションワゴンモデル

2021年4月28日に、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビック・セダン(Honda New Civic Sedan)の量産仕様が世界初公開されましたが、この量産仕様をベースに「新型シビック・ワゴンが登場したら?」というレンダリングが公開されています。

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11代目として登場する新型シビックは、まずは北米市場向けとしてセダンタイプが発売された後、スポーツクーペタイプの新型シビックSi、中国市場向けに新型シビック・セダン、そして日本市場向けに新型シビック・ハッチバック(日本市場向けは2021年夏頃に発売予定)が発売される予定です。

今回のワゴンモデルについては、市販化に関する噂などは一切浮上していないものの、「いつ販売されてもおかしくない」ほどに完成度高め。

早速レンダリングをチェックしていきましょう。


スバル新型アウトバックも視野に入れたアドベンチャー&スポーツワゴン

コチラが新型シビック・セダンをベースにしたワゴンモデル。

レンダリングを作成したのは、デジタルアーティストでお馴染みX-Tomi Design氏で、フロントマスクや足元のアルミホイールデザイン、プラットフォームは全く同じですが、トップルーフからリヤハッチにかけてのラインはスポーツワゴン風。

セダンタイプに比べてリヤクォーターウィンドウの面積が大きくなったため、後方の見晴らしは大幅に向上。

更にスバル新型アウトバック(Subaru New Outback)を狙ったアドベンチャースタイルとのことで、車高も若干リフトアップし、オフロードだけでなくオンロードでの実用性もキープ。

セダンタイプと大きく異なるポイントとしてはルーフレールの追加だと思いますが、アウトドア志向のユーザーにはかなり需要の高い一台ではないかと思いますし、何よりも無塗装ブラックのモールディングをほとんど使用せずに都会的な要素を残しているところはお見事。

少しずつ需要が高まっているステーションワゴン

なお北米市場向けとして販売されてきたシビックでは、1980年代後半からの第四世代以降、ワゴンモデルがラインナップされておらず、そのほとんどがセダンかクーペ。

一方欧州市場向けとしは、2014年にシビック・ツアラー(Civic Tourer)と呼ばれるロングルーフモデルがラインナップされましたが、ハッチバック等に比べて販売比率は相当に低く、僅か3年という短い期間で終売に。

恐らく11代目でもワゴンモデルが販売される可能性は限りなく低いものの、欧州市場のようにフォルクスワーゲン・アルテオン(Volkswagen Arteon)やプジョー508SW、メルセデスベンツCLAクラスといったステーションワゴン/シューティングブレーク系の需要も少しずつ伸びていることから、改めてシビック・ワゴンを追加するのもアリかもしれません。

新型シビックだけでなく、アコードをベースにした高級志向のステーションワゴン/シューティングブレークのレンダリングも登場?気になる続きは以下の次のページにてチェック!