どうしたスズキ!まるでスーパーカーのようなスピードスターモデルの新型MISANOコンセプトを世界初公開。デザイナーは学生、バイクをモチーフにした究極のオープンモデル

2022-08-02

非日常的なエクステリアながらも、サイズ感を考えると結構日常的?なMISANOコンセプト

引続きスズキMISANOコンセプトを見ていきましょう。

サイドビューもとにかく低いこと…

全高1,000mmで、恐らく最低地上高も100mm以下ではないかと予想されますが、サーキット以外での走行はかなり難しそうではあるものの、フェラーリ・モンツァSPシリーズやマクラーレン・エルヴァのようにロングノーズタイプではないので、操作性は特に問題無さそう。

足もとのアルミホイールもかなり特徴的で、ダークブラックにブロンズカラーのデュアルトーンOZ RACINGホイールを装着。

サイドスカートのディテールにもブロンズのアクセントが追加され、更にMISANOロゴも貼付。


見晴らしの悪さが特別なクルマであることを物語っている

リヤビューもかなり個性的で、ブロンズのディテールアクセントが印象的な過激なリヤディフューザーを装備。

そして左側にもブロンズアクセントのこぶのようなものが設けられていますが、やはり自動二輪をモチーフにしたタンデムレイアウトなだけあって、見晴らしはそこまで良くは無さそう(こういった実用性の無さが更なる特別感を演出してくれるからグッド)。

なお今回のコンセプトモデルに関して、スズキデザインセンターの担当ディレクターである中田 氏は、「IEDとスズキブランドのコラボレーションのおかげで、スズキのコンパクトカーとオートバイの両方の製造を考慮した新しいコンセプトカーが作成できた。このコンセプトカーは、若いデザイナーの情熱から生まれ、次世代に新しいライフスタイル体験を提供するためにデザインセンターのプロジェクトとして開発された論文でもある」と説明。

デザインスタディとして、MISANOコンセプトは生産されないためにパワートレインの詳細は一切無し。

それでもスズキの現在のラインナップを見ると、スポーティなロードスター/スピードスターモデルは販売されていないため、次期カプチーノを彷彿させる様な一台にも見えます。

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Reference:motor1.com