【価格は約561万円から】欧州で爆発的な人気を得ているヒュンダイ新型アイオニック5(Ioniq 5)のグレード別価格帯が明らかに。ピュアEVなのにレトロ&モダンな見た目が人気の秘密?

欧州では先行予約初日で20万台を突破するほどの申し込みがあった大人気モデル

さてさて、発売前から高い関心と注目を集めている韓国ヒュンダイ(現代自動車)の新世代ピュアEVモデルとなる新型アイオニック5(Hyundai New Ioniq 5)ですが、遂にこのモデルのイギリス市場向けグレード別価格帯が明らかになりましたのでチェックしていきましょう。

今回イギリス市場向けとして販売される新型アイオニック5は、後輪駆動(RWD)/四輪駆動(AWD)の2種類が準備され、グレードとしてはノーマルレンジの58kWhと、ロングレンジの73kWhの2種類。

そしていずれのモデルも、従来の10.5kWでの充電であれば、ノーマルレンジが5時間弱、ロングレンジが6時間強にてフル充電可能となり、更に350kWの急速充電にも対応する高性能ピュアEVモデルで、僅か18分という短い時間の中で80%もの充電が可能となります。


新型アイオニック5は、なぜここまで人気を得ている?

こちらが今回公開されている新型アイオニック5のエクステリアデザイン。

外観としてはピュアEVとは思えない程にモダンでレトロな雰囲気を持ちつつ、近年のEVメーカーが発売しないような”カクカク”したアクセントが何とも特徴的。

新型アイオニック5は、まだグレード別価格帯が明らかになっていない先行予約初日に欧州市場では約23.6万台の申し込みがあるなど、僅か1日で完売するほどに爆発的な人気を得ています。

海外ではピュアEVモデルの市販化が進み、「テスラキラー」と呼ばれるモデルも少なくはありませんが、その中でもアイオニック5は相当に特別。

テスラのような個性がヒュンダイのピュアEVモデルにはある?

もちろん、この23.6万件という数字はあくまでも申し込み数であり、先行予約は更に少ない数字になるとは思いますが、それでも欧州市場向けとして2020年に販売されたフォルクスワーゲングループのピュアEV総売り上げ数が17.2万台、そしてテスラが9.6万台となるため、これらの台数を僅か1車種だけで塗り替えているのがヒュンダイ新型アイオニック5になります。

とはいえ、新型アイオニック5がここまで爆発的に人気を得ているのもちょっと不思議なところではありますが、どうやらこのモデルの注目が集まっているのは、先述の通り”カクカク”したデザインアクセントや、他のモデルにはない突き抜けた個性があるからだと考えていて、そのヒントにテスラ新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)があるのではないかと思います。

新型アイオニック5のグレード構成や価格帯はどうなっている?気になる続きは以下の次のページにてチェック!