フルモデルチェンジ版・(2022年モデル)起亜の新型スポルテージが2021年7月にデビュー!フロントマスクは三菱アウトランダー/エクリプスクロス風?

2021-06-09

いよいよ起亜から全く新しいスポルテージがデビューするぞ!

韓国の自動車メーカー・起亜が、2021年7月にフルモデルチェンジ版・新型スポルテージ(Kia New Sportage)を発表することが明らかとなり(欧州仕様は2021年9月に発表予定)、その前段階としてティーザー画像を公開しています。

今回、起亜が公開しているティーザー3枚は、コンパクトSUVの新型スポルテージのサイドビューやリヤビュー、インテリアの一部を公開していて、5代目らしい力強い顔つきとデザイン言語、そして先進性を上手く演出しています。

早速新型スポルテージのティーザー画像をチェックしていきましょう。


新型スポルテージには、EV6と同じ新デザイン言語が採用される

コチラが今回公開されている新型スポルテージのティーザー画像。

起亜の新デザイン言語でもある「シャープなスタイリング要素と彫刻的な形状の対照的な組み合わせ」となる”Opposites United(相反するものの調和)”を採用。

このデザイン言語は、起亜が最近発表した新世代ピュアEVモデルとなる新型EV6に基づいています。

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フロントマスクは三菱アウトランダー/エクリプスクロスのようなダイナミックシールドグリル風?

改めて新型スポルテージを見ていくと、先代にて感じていたBMWっぽいタイガーノーズグリルは採用されないものと考えられ、LEDデイタイムランニングライトはダイナミックな”コ”の字型を採用。

その見た目は、三菱の新型アウトランダー(Mitsubishi New Outlander)/エクリプスクロス(New Eclipse Cross)っぽい雰囲気にも見えたり。
※おそらく某国内カーメディアなどが「新型ヴェゼルよりもイケてる?!」といったSEO狙いの謎タイトルで公開してくる可能性が高そう

そしてこちらは僅かに公開されたリヤビュー。

リヤテールランプはフルLEDながらも、かなり個性的な”コ”の字型で、力強いショルダーラインやルーフスポイラーが何とも印象的。

フロント・リヤフェンダーはおそらく、無塗装ブラックのフェンダーモールを装着しているものと予想されますが、オフロード志向のデザインとなるのか、それともシティSUV志向となるのかは不明。

インテリアは一気に先進的でシンプルに

そしてこちらがインテリア。

ピュアEVモデルの新型EV6とほぼ同じとなる超絶ワイドなフルデジタルインストルメントクラスターが採用され、更にセンターナビゲーションディスプレイも一枚モノのハウジングの中に収納されシンプルにまとめられています。

正直ここまでダイナミックに変更するとは予想しておらず、それだけ起亜も競合他車との差別化や突出した技術を持ち込まないと「売れない」という危機感を持っているのかもしれませんね。

こういった先進的なデザインを見ると、まだまだ国産自動車メーカーのインテリアは古臭さがあり、海外メーカーに遅れを取っていること、そして危機感の低さが伺えます。

今回のモデルについて、キアのグローバルデザインセンター・シニアバイスプレジデント兼責任者であるカリム・ハビブ氏によると、「自然と現代性が出会う場所で、私たちが創り出した精神からインスピレーションを得て、新型スポルテージは冒険的でありながら現代的なエクステリアと美しく詳細で先駆的なインテリアでデザインの規範に挑戦する」と説明。

このモデルをきっかけに、他のカタログモデルも一気に変化を遂げていくものと予想されますが、その一方でタイガーノーズグリルが予想以上に短命だったことを考えると、レクサスなどのようにインパクト且つ個性的なデザイン言語を生み出すことも簡単ではないのだと考えられます。

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Reference:CARSCOOPS