「生産・販売終了」と報じられたホンダ・オデッセイはあくまでもブランド休止との噂→北米市場向けと日本市場向けを統合するとの情報も…そして次期ステップワゴンはどうなる?

正直ホンダからオデッセイが無くなったら売るものが無くなってしまう

さてさて、数多くのカーメディアも取り上げたホンダ・オデッセイ(Honda Odyssey)の生産・販売終了の報道について。

2020年末にビッグマイナーチェンジ版・新型オデッセイとして販売されて、まだ1年も経過していないホンダのフラッグシップミニバンモデルですが、このモデルが2021年末で生産・販売終了されると報じられていて、その理由が2021年度を目途にオデッセイ等を生産している狭山工場が閉鎖するから。

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本工場の閉鎖にあわせて、ホンダのラインナップモデルとなるオデッセイに加え、レジェンド(Legend)/クラリティ(Clarity)も販売終了となり、いよいよ本格的にホンダの上位モデルが姿を消し、売るものが無くなってしまうことに。

なおほとんどのカーメディアが、「オデッセイの販売終了により、今後復活することは無い」と説明していますが、自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、どうやら「完全な生産終了ではなくブランド休止」になるそうです。


北米市場向けのオデッセイが、フルモデルチェンジするタイミングで日本でも輸入販売?

「ん?ブランド休止ってどういうこと?」と疑問に思うところですが、どうやらマガジンXさんの報道によれば、ホンダはまだオデッセイを国内市場向けに販売したいという想いがあるそうで、しかし現行オデッセイの組立ラインは、もう一つの寄居工場ではサイズ的に入らないとのことから「海外生産モデルを輸入」できないかを検討しているそうです。

つまり、10代目シビック・ハッチバック(Civic Hatchback)/シビックタイプR(Civic Type R)のようにイギリス工場から輸入販売するのと同じで、北米市場向けとして北米生産・販売しているオデッセイを日本市場に輸入販売するということに。

販売時期までは明確にはなっていませんが、マガジンXさんの報道によれば「北米市場向けのオデッセイがフルモデルチェンジするタイミング」とのことですが、そのタイミングは具体的にいつになるのでしょうか?

これまでの北米市場向けオデッセイのモデルサイクルを考えると5年~7年

現在北米にて販売されているモデルは、2018年より5代目として導入されていますが、初代から5代目までのフルモデルチェンジのサイクルを見てみると5年~7年になっているため、最短でも2023年、遅くとも2025年という計算に。

またその一方で、北米市場だけでなく、日本&中国市場向けに販売しているオデッセイを統合することも検討しているとのことで、日本市場に限らず、中国市場にも北米仕様のオデッセイが販売される可能性がある?ということになりそう。

もちろん現時点では噂レベルの話になるため、この情報が100%正になるとも言い切れないものの、現行のオラオラ顔ではなく、北米市場向けの落ち着いた伸びやかなフロントマスクを望むユーザーも少なくはないとのことで、そういった意味では北米仕様の販売需要はあるのかもしれません(正直オラオラ顔はトヨタ・アルファード/ヴェルファイアでお腹いっぱい)。

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