何コレカッコいい!フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイル(海外名:ローグ)をオフロード仕様&シュノーケルを装着してみた

日本でも新型エクストレイルをベースにした、ユニークなカスタムモデルが登場するかもしれない

2021年4月に開催された中国・上海モーターショー2021にて、中国市場向けとなる日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(Nissan New X-Trail)が発表されましたが、このモデルをベースにオフロード仕様にしたら?というレンダリングが公開されています。

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既に北米市場ではローグ(New Rogue)という名称にて販売されていますが、意外にもこれまでオフロード仕様の派生レンダリングは公開されてきませんでした(理由は不明)。

今回レンダリングを作成したのは、ロシアのカーメディアKolesa.ruで、そのアグレッシブで武骨感たっぷりのエクステリアは魅力たっぷりですし、何よりもリアルの世界に登場してもおかしくない程に完成度高め。

早速レンダリングをチェックしていきましょう。


中東ユーザーが好みそうな武骨感たっぷりのエクストレイルを見ていこう

こちらが今回公開されている新型エクストレイルをベースとしたオフロード仕様のイメージレンダリング。

基本的なエクステリアデザインに変化は無いものの、足回りをリフトアップすることで、大口径オールテレーンタイヤと6穴式の小口径アルミホイールを装着。

フロント・リヤフェンダーの無塗装ブラックは従来通りですが、サイドステップはシルバーのメッキ加飾を敢えて採用させず、可能な限りモールの面積を拡大しています(飛び石キズなどを防ぐため)。

そして今回のレンダリングで最も注目したいのが、Aピラーに装着されたシュノーケル。

中東市場向けのトヨタ・ランドクルーザー70(Toyota Land Cruiser 70)でも装着されているシュノーケルですが、これを装着する目的は、人間が海などに入る際に使用するシュノーケルと概ね同じ機能性を持つから。

オフロードや深い河川、そして水害の起きた路面を走破するときには便利

オフロード走行する際に、深い河や大きな水たまりを通過すると、エンジン内に水が入り込んでしまい、更に水は気体よりも圧縮しないため、エンジンもピストンを押し上げられなくなってしまいます(無理にエンジンを回そうとすると、ピストンロッドを曲げてしまうなどのトラブルが発生する)。

そして排気側は排圧があるので、エンジン動作中はマフラーから水を吸うことが無いため、吸気は負圧になり、エアクリーナーボックスよりも水面が上になった場合はエンジン内に空気が入らず、水を吸ってしまうことになります。

こうした問題を解消するために、空気の取り入れ口であるエアクリーナーボックスにシュノーケルを取り付け、空気の取り入れ口を上の方に移動させるんですね。

そういった役割を果たしてくれるシュノーケルですが、見た目の武骨さも中東では高く評価されているそうで、2021年7月時点でもランクル70が中東市場向けに新車として販売されています。

リヤビューはシンプルながらも、牽引用パーツはしっかり装備

少し話は脱線していまいましたが、引き続きオフロード仕様の新型エクストレイルを見ていきましょう。

基本的には足回りやシュノーケルの追加がメインで、それ以外の目立ったパーツは見受けられませんが、唯一確認できるのが牽引用に活用されるリヤトーフックぐらいでしょうか。

ちなみにオフロード仕様のエクストレイルに搭載されるパワートレインは、北米市場向けのローグと同じ排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンとのことで、最高出力181hp/最大トルク245Nmを発揮。

どこか物足りない感はあるものの、敢えて中国市場向けのe-POWERを搭載するのではなく、自然吸気エンジンのみで勝負してくる辺りはグッドだと思います。

中国市場向けに発表された新型エクストレイルは、想像以上に質感高め?!気になる続きは以下の次のページにてチェック!