【アップデート】ビッグマイナーチェンジ版・ホンダ新型オデッセイが2021年12月で国内生産・販売終了へ。更にレジェンド/クラリティのセダン系も2021年内生産終了

最近は納期遅れや新型車の発売延期、生産終了のアナウンスが多いな…

2020年11月6日より発売スタートしているホンダのビッグマイナーチェンジ版・新型オデッセイ(Honda New Odyssey)ですが、何とも残念なことに2021年12月で国内生産終了することが明らかとなりました。

いつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、ホンダメーカーから既に各ディーラーへと通達が送られているようで、新型オデッセイやレジェンド(New Legend)、クラリティ(CLARITY)を製造する埼玉県の狭山工場の閉鎖(2021年度内)により、別の工場(おそらく寄居工場)には移管せずに生産終了という判断に。

このタイミングで、新型オデッセイがホンダのフラッグシップミニバンカテゴリのラインナップからドロップすることになるわけですが、国内市場向けの新型オデッセイが完全に販売終了するというアナウンスはなく、もしかすると将来的にはフルモデルチェンジ版が「海外にて生産」される可能性もあるかもしれません。

そしてこれに加えて、同社のセダンモデルで同じ狭山工場にて製造されているレジェンドは2021年12月、クラリティは2021年8月に生産終了することが明らかになっています。

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新型オデッセイの日本市場撤退予測は、既に別のカーメディアも報道済み

ちなみに自動車情報誌マガジンXさんでも、現行オデッセイ限りで日本撤退と大々的に報道はしていたものの、しかしその一方で2022年以降よりフルモデルチェンジの噂も入っているとのことから、「2021年モデルを生産終了」するだけの可能性が高いとのこと。

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完全にホンダのラインナップから除外されるわけではなく、あくまで一時的ではあるものの、現在ホンダがラインナップしているミニバンはオデッセイ以外にステップワゴン(Stepwgn)だけですし、このモデルが2021年年度内にはフルモデルチェンジ版として新しく発売予定とのことから、(一時的とはいえ…)コンパクトミニバンがフラッグシップモデルとして販売されるのはちょっと微妙なところ

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新型オデッセイの受注停止は2021年夏頃が濃厚?

折角のトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)や日産の新型エルグランド(Nissan New ELGRAND)に対抗するラージサイズミニバンとして復活を遂げた一台ですが、2021年12月で生産終了するとなると、おそらく2021年夏頃には商談打ち切り/受注一旦ストップが濃厚だと思われます。

2021年1月の新車販売台数は935台、同年2月は1,583台、同年3月は2,419台、同年4月は2,220台、同年5月は1,504台と低空飛行が続いている新型オデッセイですが、今回の生産終了がきっかけでどれだけ販売台数を伸ばしてくるのかが気になるところ。

一方で同工場にて製造されているレジェンド/クラリティについても生産・販売終了のアナウンスが入っていて、狭山工場閉鎖後は次期モデルに関する話は一切入っていないため、恐らく今回の生産終了で完全な廃盤という可能性が高そうですね。

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