フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルのココがちょっと不満。「Honda CONNECTナビの起動が遅い」「行先のルートが消えることがある」等

総じて満足度は高いものの、細かいところを見ていくと気になるところや少し不満に思うところもある

さてさて、2021年4月末に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、走行距離もようやく3,000km超えとなり、街乗りの頻度は非常に多いものの、それでも25.0km/L付近の平均燃費を記録するほどに優秀。

所有しての満足度としては非常に高く、何度も言ってしまって大変恐縮なのですが「改めて購入して本当に良かった」と思える一台です。

とはいえ、実際に所有し続けてみると「もうちょっとここは頑張ってほしかったなぁ」とか「これは試乗だけではわからない…」といった気になるポイントやちょっと不満に感じるポイントもいくつかあるため、今回はそれらのポイントをご紹介していきたいと思います。

※以下の不満に感じる内容は、あくまでも私自身が感じたポイントになるため、参考になるものならないもの(もしくは不快に感じるもの)があるかと思います。その点は予めご了承いただきますようお願いいたします。


不満点①:後席がリクライニング調整できない

早速新型ヴェゼルにて、ちょっと不満に感じているポイントを見ていきましょう。

まずは後席シートにリクライニング機能が設けられていないこと。

これは過去のブログでご紹介しましたが、やはり中距離・長距離移動になると、大人でも子供でも後席のリクライニング機能が有る無しで体の疲れ具合が大きく変わってくるようです。

特に大人の場合、私のように座高高めだと天井にギリギリ当たりそうな圧迫感があるため、リクライニング機能を設けてある程度シートを倒すことができると(最低でも1段階)、天井の圧迫感を感じることなく、長距離移動時の負担も軽減できるのでは?とも考えています。

なお新型ヴェゼルは、初代に比べてトランクスペースが小さくなってしまったこともあり、リクライニング機能は完全に無くして(割り切って)最適な角度を設けたという背景も理解はしているものの、いざ普段使いしてみると、後席の角度は決してリラックスできるものとは言えず(こればっかりは全ての人が同じ意見ではないですが…)、そう考えるとリクライニング機能は設けてほしかったというのが正直なところです。

▽▼▽関連記事▽▼▽

不満点②:運転席のアジャスター機能(上下)のレンジが狭い

続いては運転席の上下位置の調整について。

先程の私の座高の高さと絡めての不満点になりますが、新型ヴェゼルはちょっと腰高なクーペSUVという印象で、シート位置も先代に比べると高いように感じられます。

その一方で全高が初代に比べてー15mm低くなったのですが、感覚的に運転席に座った時の天井位置が非常に低いため、これを解消するためにアジャスター機能でシート位置を下ギリギリまで下げるものの、ちょっと下げ幅が物足りない感じがするんですね。

これは天井の圧迫感だけでなく、運転席から見るフロントウィンドウの視界の見晴らしにも影響していて、特に高さのある信号が見づらいといった問題もあるため、「もう少しシートの上下調整幅を広めてもらえたらなぁ」というのが正直なところです。

この他、新型ヴェゼルのメーカーオプションナビ(Honda CONNECTディスプレイ)に関する不満点は、以下の次のページにてチェック!