フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルのココがちょっと不満。「Honda CONNECTナビの起動が遅い」「行先のルートが消えることがある」等

引続き、ホンダ新型ヴェゼルのちょっと不満に感じるポイントを見ていこう

不満点③:センターアームレストにスライド機能が無い

これも過去に新型フィット4(New FIT4)との比較インプレッションでご紹介しましたが、新型ヴェゼルのセンターアームレストではスライド機能が設けられていないため、ドライバーによっては自身の最適な肘置き設定ができない恐れも(新型フィット4のセンターアームレストは前後スライド調整が可能)。

恐らくドリンクホルダーの位置も考慮して、センターアームレストの前後スライド機能を廃止にしたのでは?と推測していますが、500mLペットボトルやコンビニのコーヒーカップを置いても特に干渉することはないため、もう少し使い勝手を良くしてほしかったなぁという印象です。

「いやいや、シートを前後にスライドさせたり、ステアリングのチルト&テレスコピック機能を駆使して何とかしろよ」と言われたらそれまでですが、それによって視界やナビゲーションディスプレイのタッチ距離、センターシフトまでの距離なども変化するため、このちょっとした距離の変化が運転感覚をズラすこともあり、そういった意味ではスライド機能が有っても良かったのでは?というのが正直なところです。


不満点④:Honda CONNECTナビの起動が遅い

これはそこでま気にするような問題ではないと思うのですが、新型ヴェゼルのメーカーオプションナビとなるHonda CONNECT9インチナビの起動が想像以上に遅いということ。

これは新型フィット4/ヴェゼルに設定されるディーラーオプションのGathers製ナビと比較しての結果ですが、ディーラーオプションナビだと、エンジン始動して5秒以内にはナビ画面に切り替わる一方、Honda CONNECTナビだと10秒以上経過してもナビ画面に切り替わらないことがほとんど。

恐らく諸々の機能呼び出しの関係で遅くなっているとは思うのですが、これまでのディーラーオプションナビに慣れていた方からすると、「あれ?ちょっと遅くないか?」と違和感を感じることがあるかもしれません。

不満点⑤:ナビルートが表示されないときがある

続いてはちょっと特殊な例だと思うのですが、ある特定のルートを走行していると、上の画像のように現在地の先が右折のみになっていると思うのですが…

あともう少しだけ走行すると?

実はこんな感じで十字路の交差点になっているんですね。

全てのルートが一時的に表示されないというわけではないのですが、例えば住宅街とかちょっとしたマイナーロード(裏道?)を走行していると、こんな感じで直進先が行き止まりといった例が多く(本当は直進可能な交差点)、しかし交差点に進入すると急にルートが追加表示されることがあるんですね。

地元の見慣れた道だったら特に問題は無いと思いますが、旅行や仕事などで見知らぬ道を走行する際に、こうしたルートが表示されないことが起きてしまうと、ちょっと戸惑ってしまうかもしれないですね。

ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルに関するインプレッションや維持費、トラブルなどは、コチラにて全てまとめております。

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