ルノー・メガーヌRSやBMW3シリーズ/アルピナB3にリコール!走行中にエンスト、エアバッグ展開時に乗員がケガする恐れなど

エンジンコントロールユニットの不具合により、エンジン出力が制限される恐れがあり

ルノー・ジャポンよりメガーヌRSの1車種・計724台にリコール。

不具合内容としては、エンジン・コントロールユニットにおいて、エンジン制御プログラムの異常判定の設定が不適切なため、加減速時のアクセル操作やマニュアルモードによる変速操作を不適切な加減速操作と認識し、コントロールユニット異常を検出することがあるとのこと。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中にエンジン警告灯が点灯するとともに、フェイルセーフモードに移行し、エンジン出力が制限されるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に16件もの不具合が発生ているとして、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[メガーヌRS]
・ABA-BBM5P/VF1RFB006J0775193~VF1RFB009L0805788/平成 30 年 1 月 23 日~令和 2 年 1 月 10 日/724台

改善措置としては、全車両 、エンジン制御プログラムを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、走行中にエンストに至る恐れアリ

続いてもルノー・ジャポンより、メガーヌRSの1車種・計1,380台にリコール。

不具合内容としては、燃料ポンプのインタンクユニットにおいて、樹脂製インペラとカバーのクリアランス設計が不適切なため、燃料温度の上昇によって樹脂製インペラが変形 し、樹脂製インペラとカバーが接触することがあるとのこと。

そのため、燃料ポンプモーターが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に100件もの不具合が発生ているとして、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[メガーヌRS]
・ABA-BBM5P/VF1RFB006J0775193~VF1RFB004L0810669/平成 30 年 1 月 23 日~令和 2 年 5 月 26 日/888台

・7BA-BBM5P/VF1RFB000K0793920~VF1RFB000L0813830/令和 1 年 6 月 5 日~令和 2 年 7 月 13 日/492台

改善措置としては、全車両、インタンクユニットを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

BMW3シリーズやアルピナB3などにもリコール!気になる対象モデルや台数などは、以下の次のページにてチェック!