三菱がフルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEVを「2021年冬に発売する」と正式発表！合わせてティーザー画像も2枚追加し、充電ポートも明確に

2021-07-29

そう考えると、やはり日本市場向けは新型アウトランダーPHEVのみの販売となるのかもしれない

さてさて、三菱は2021年4月に、北米市場向けとしてフルモデルチェンジ版・新型アウトランダー(Mitsubishi New Outlander)のガソリンモデルを発表・発売したばかりですが、加えて日本市場向けとして新型アウトランダーPHEVを2021年冬に発売することを明らかにし、加えてティーザー画像も2枚世界初公開しました。

ちなみに、三菱が新型アウトランダーに関するティーザー画像や「事前に〇〇頃に発表・発売する」と宣言するティーザーキャンペーンは非常に珍しく、それだけ新型アウトランダーを事前に売り込んでいきたいと考える一方で、「絶対に失敗してはいけないモデル」と考えているのかもしれません。

実際のところ、このモデルの競合にはトヨタ新型RAV4 PHVが存在するわけで、ピュアEVのみでの航続可能距離や、ガソリン含めての実燃費、そして0-100km/h加速時間のパフォーマンスなど、こういったところの評価もユーザーが注目しているところでしょうから、三菱も開発には相当に慎重になっているはず。

ティーザー画像が2枚公開されるも、1枚だけ疑問の残るポイントが

そしてこちらが、三菱が公開した新型アウトランダーPHEVに関するティーザー画像。

ドアサイドパネルにはアウタードアハンドルと”PLUG-IN HYBRID EV”のバッジが貼付されていますが、三菱曰く、以下の通りパフォーマンス面や実用性では先代よりも大幅に向上していることを期待させてくれる内容になっているため、やはり新型RAV4 PHVに真っ向から対抗できるだけのスペックを持ち合わせてきた可能性が高そうですね。

モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、いっそう力強い走りと航続距離の延長を実現します。

また、プラットフォームの一新とコンポーネントの一体化、そしてレイアウトの最適化により３列７人乗りを実現し、SUVとしての居住性と利便性を高めています。

via：Mitsubishi

えっ？充電ポートは右後輪側？

そしてこちらがPHEVモデル特有の充電ポートと充電ケーブル。

過去これまで、新型アウトランダーPHEVの開発車両が何度かスパイショットされてきましたが、そのときは助手席側(左後輪側)にカモフラージュカバーにて偽装され、反対側は偽装されていなかったため、「てっきり左後輪側が充電ポート」だと考えていたものの、今回のティーザー画像を確認すると「右後輪側が充電ポート」になっています(さりげなくブラックルーフというのが魅力的なところ)。