フルモデルチェンジ版・三菱の新型アウトランダーの開発車両をスパイショット!不自然なカモフラージュはPHEVを示唆?なお日本仕様はPHEVのみとの噂も

偽装もほぼなくなり、いよいよ市販化に向けてラストスパート?

2021年11月頃に発売予定と噂の三菱のフルモデルチェンジ版・新型アウトランダー(Mitsubishi New Outlander)ですが、愛知県新城市作手清岳の「道の駅 つくで手作り村」にて開発車両がスパイショットされています。

既に内外装デザインについては、北米市場向けが発表・発売されていることもあり、分厚いカモフラージュなどによる偽装は全くなく、フロントマスクの細部も明確になっているのがわかります。

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新型アウトランダーでは、日産のフルモデルチェンジ版・新型ローグ(Nissan New Rogue)/エクストレイル(New X-Trail)と共通のCMF-Cプラットフォームが流用されているため、兄弟車種という形になりますが、その見た目はかなりアグレッシブな仕上がりになっています。

早速スパイショットされている新型アウトランダーの開発車両をチェックしていきましょう。


細部まではっきりとわかる新型アウトランダーの開発車両

via:Twitter

こちらが今回スパイショットされている新型アウトランダーの開発車両。
※Twitter ID:@fukusuke_r25_S2様より、事前に使用許可を得ております(画像並びに情報提供いただきありがとうございます)

開発車両は2台で、手前がダークブルー系、右奥がブロンズ系に近い不思議なカラーリングとなっていますが、何れも偽装されておらず、足もとのアルミホイールデザインも全く異なるものに(グレードが異なる?)。

フロントマスクを見ていくと、三菱のアイデンティティともいえるダイナミックシールドグリルはそのままに、グリルフレームはシルバーメッキ加飾を加味しつつ、グリルパターンは水平基調のメッキバーを3本設けることで高級感を演出しています。

なおダイナミックシールドグリルフレームに沿ってLEDデイタイムランニングライトが上部に設けられていますが、この点は日産の新型ローグ/エクストレイルとも共通化されたところで、反転式のLEDウィンカーが採用されています。

そしてフロント・リヤフェンダーを見ていくと、フェンダーモールは無塗装ブラックでオフロード感を演出する一方で、Bピラーのところも艶有りブラックではなく無塗装ブラックにされているのはちょっと残念なところです。

リヤビューには何やら怪しげなカモフラージュ?

via:Twitter

こちらは別の角度からスパイショットされた新型アウトランダーの開発車両。

グレードは不明ですが、最も気になるのは左リヤフェンダー付近にカモフラージュラッピングにて偽装されていること。

CMF-Cプラットフォームは、右後輪のフェンダーにフューエルリッドが設けられる…っということは?

同じプラットフォームを共有する新型ローグ/エクストレイルは、右側のリヤフェンダーにフューエルリッド(給油蓋)が設けられているため、新型アウトランダーも右側リヤフェンダーに同じ給油蓋が設けられることになります。

そうなると、左リヤフェンダーのカモフラージュラッピングはプラグインハイブリッド(PHEV)用の充電ポートである可能性が非常に高く、しかも駐車しているポイントが充電エリア用の駐車スペースなので、尚のことPHEVモデルである可能性が高そうですね。
※2代目(現行)は左側に給油口、右側に充電ポートでしたが、CMF-Cプラットフォームの採用により位置が反対になるため、今回の開発車両の偽装は区別しやすい。

新型アウトランダーPHEVの最大のライバルともいえるトヨタRAV4 PHVに勝つためには?日本市場向けはPHEVのみとの情報も?気になる続きは以下の次のページにてチェック!