これで大統領も護れる!フルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型Sクラス最強の装甲車両”ガード(GUARD)”が世界初公開。車内の圧倒的な快適性も確保

どうやらマイバッハやプルマンなどの肩書はつかず、メルセデスベンツSクラスとして販売されるようだ

メルセデスベンツのフラッグシップセダンモデルで、日本市場向けも2021年1月にフルモデルチェンジ版として新しく発売された新型Sクラス(Mercedes-Benz New S-Class, W223)ですが、早くもこのモデルをベースにしたロングホイールベース&装甲車両のSクラス”ガード(GUARD)”が世界初公開されました。

当初この装甲車両は、メルセデス新型マイバッハSクラス(Mercedes Maybach New S-Class)のみラインナップされるとの噂がありましたが、今回のプレスリリースによりメルセデスベンツから正式にラインナップされることに。

しかもロングホイールベースのリムジン仕様で、パワートレインも排気量6.0L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載するハイパワー仕様なので快適性も抜群。

早速どのような内外装デザインに仕上げられたのかチェックしていきましょう。


ぱっと見はスタンダードな新型Sクラスのようにも見えるが…

こちらが今回公開されている新型Sクラス”ガード”のエクステリア。

正式にはS680ガード4マチック(New S680 GUARD 4MATIC)という名称になりますが、ホイールベースは従来よりも延伸され、更には民間車両の弾道保護としては最高クラスを誇るVR10弾道保護レベルを持つとともに、下部装甲による爆発物からも保護してくれるという優れもの。

つまり、一般車として取り扱うよりも、政治家や国家元首・大統領・首相といった最高品位を持つ方々をテロリストから護るための装甲車両としてラインナップされます。

そのため、こんな感じパレード用の旗を搭載することも可能で、恐らくは北朝鮮の最高指導者である金正恩 氏も将来的には愛用する一台になるかもしれませんね。
※同氏は車好きとしても知られ、メルセデス・マイバッハS600プルマン・ガードを所有する程

▽▼▽関連記事▽▼▽

サイドビューはこんな感じ。

従来Sクラスに比べて更に延伸されたホイールベースが印象的で、しかし中国の最高級車・紅旗(ホンチー、Hongqi)のようにBピラーが極太になっていないところもユニーク。

▽▼▽関連記事▽▼▽

頑丈さに優れるだけでなく、快適性もしっかりと両立した新型Sクラス・ガードの車両本体価格は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!